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ラスベガス3日目は、今回の訪問のメインイベントであるNAPFAカンファレンスが始まります。

NAPFAhe National Association of Personal Financial Advisorsの略称で、Fee-OnlyのFPだけが集まる団体。
HPによると現在は2,400名ほどのメンバーが所属しているようです。

毎年、ガイアの中桐さんとも一緒にFPAThe Financial Planning Association)の秋のカンファレンスに参加していたのですが、今年は少し趣向を変えましてこのNAPFAのカンファレンスに参加したわけです。

金融業界は朝が早い(朝に強い)
朝8時ぐらいからオープニングのセレモニーが始まります。



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こちらは現在のチェアマン
アメリカなので、会場入場と頭飾りがリオのカーニバル風になっているというジョーク
しばらくこのまましゃべってましたが、途中で頭が疲れたのか、外しました。

IMGP0492.JPG
チェアマンのスピーチに皆でスタンディングオベーション
(我々はあまり内容が理解できてない感じ)
このテンションで朝の8時半ぐらい

ここから夕方までは怒涛の講義

この日の講義の内容については次回掲載します。

今回のNAPFAカンファレンスの全講義資料が手元にPDFデータであります。(10MBぐらい)

FPビジネスのヒントになるものが詰まってると思います。(もちろん英語ですけど)

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ラスベガスの2日目は、FP事務所の訪問。

最初に訪問した事務所が


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色々とお話しを伺ったのですが、話をまとめるのが大変なので、インタビューメモを基に箇条書きしていきます。

・Greg氏は金融機関出身、モルガンスタンレーやゴールドマンで普通にブローカーディーラーをやっていた
・ブローカーディーラーの仕事は(日本の証券会社と同じで)、電話営業と株式・ファンドの販売営業ばかりでうんざりして2005年独立をした
・2005年の独立時からFee-Onlyのadvisorでやっている
・Fee-Onlyの事務所は少なく、ラスベガスで10人もいないだろう(そのうちNAPFAメンバーは5名)
・現在の事務所構成は3名(Gregさん、事務の女性、パラプランナー(FP見習い))
・クライアントの85%はリタイアメント層、その他も平均で55歳ぐらい
・クライアント一家庭あたりの最低の資産預かりは4,000万円程度
・年間のアセットマネジメントFeeは資産額の1.25%
・事務所としてマネジメントしている総資産は65億円程度(おそらく収入はその1%:6500万円前後)
・顧客には医師や弁護士などの他プロフェッショナルが多い
・新規顧客の獲得は、税理士、弁護士、不動産業者、生命保険業者からの紹介が半分、webサイト経由が半分
・利用しているソフトウェアは「Money guide Pro
・ソフト選択の理由は、使いやすい、詳細な設定が可能、顧客が分かりやすい(ヴィジュアル)
・利用しているカストディアンはTD ameritrade
・良く利用するファンドはDimensional Fund
・顧客ポートフォリオのリバランスの頻度は、想定ポートフォリオより1~2%ずれてきたとき
・ミーティングは1回5万円、時間チャージでは1時間25,000円
・専門家として、顧客に対して時間を割くのはタダでは無いと思われるのが重要
・最初に顧客になってもらった年には、30日後、45日後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後とこまめにフォローとレビューをしている

次に訪問したのが、Sparrow Wealth ManagementのJonesさん

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こちらも箇条書きでまとめておきます。

・Jonesさんはマッキンゼー(コンサル)出身
・コンサルタントをしていたが、コーポレートファイナンスからパーソナルファイナンスに興味を持って業界を移動
・開業初年度に知人などから10億円の資産を預かることができて軌道に乗ることができた
・現在は32名の顧客で40億円の預かり資産(平均0.75%のFeeなので収入はおよそ3,000万円程度)
・もともとは東海岸で働いていたので、そちらにも顧客が多い
・スタート時からFee-Onlyの事務所としてスタート
・NAPFAの良いところは、会員同士がまるで同僚のように協力し合いそれぞれの力を伸ばしていけるところ
・顧客のほとんどはリタイアメント層
・カストディアンは最初schwabだったけど、最近はTDameritradeに変わった
・カストディアン変更の理由はトレード手数料が安く、より顧客の利益になるため
・自社で顧客のレポートや税務情報が確認できるシステムを構築している
・プランニングのソフトは利用していない。自分でエクセルをカスタマイズして使っている
・利用するファンドはETFかdimensional fund
・Dimensional Fundの良いところは、分散が効く、Fee-Onlyアドバイザーしかいない、低コスト、Value投資など
・リバランスのタイミング確認も特にソフトウェアなどは使っていない
・面談は初年度(初回)時に10時間程度かけて行う

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こちらは、苦手な英語で一生懸命質問するワタクシ。

では、今回の2社の事務所訪問で私が気がついたこと、考えたことを次回のブログで書きたいと思います。

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こんにちは。

今日はラスベガスに来てます。
思った以上にスケジュールに余裕があるので(要するに暇なので)、CNBCでNY市場をを見ながら、現地から書ける部分はブログを書いておきます。

今回はエアカナダでバンクーバー経由で入ったのですが、バンクーバーはきれいな街ですね。
飛行機で上から見たら、素晴らしい街並みに心を持っていかれちゃいました。
シアトルもお隣だし、今度友人がシアトル留学するようなので、遊びに来ても良いかもしれません。

さて、ラスベガスに着くといきなり空港の搭乗口からカジノスロットがありました。

IMG_0667[1].JPG
同じものが、今度は荷物受取所にも
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この後もとにかく、どこにでもスロットマシンはあるんですよね。

でもカジノって思っていたほど人が携わるゲーム(ポーカー、ブラックジャック、ルーレット、ダイスなど)は少なくて、圧倒的にスロットやポーカーなどの機械がメインなんですね。
どこに行っても巨大なゲームセンターという印象がぬぐえません。

IMG_0669[1].JPG
到着したのは午後なので、夕方からメイン通りのストリップをぶらぶら散歩しました。

昨日が日曜日だったのもあるかもしれませんが(平日を見ていないので)、印象としてはハワイのワイキキに近い雰囲気を感じました。

・圧倒的に観光客が多い
・みんなTシャツに短パンで歩いている
・ビールを飲みながら歩いてOK
・豪華なリゾートホテルが立ち並ぶ
・道端ではストリートパフォーマーが何かやってる

というところが似てるように思います。
(*ブログ公開後に、読者の方からハワイはビール飲みながら歩きは厳禁、ベガスもストリップやダウンタウンの一部だけOKというご指摘を頂きました。ご指摘有難うございます。皆さん勘違いされませんように)

ちなみに僕は今回HOOTERSのホテルに泊まってるんですが、こちらは大きなカジノリゾートホテルとは異なり、こぢんまりとしたビジネスホテルのようなホテル。(料金もビジネスホテル並み)

IMG_0674[1].JPG
1階にHOOTERSが入っているのと、カジノの従業員がHOOTERS GIRLS であることを除けば、ごくごく落ち着いたビジネスホテルです。
もともとは日系のホテルがつぶれかけているところを、HOOTERSが買収したそうです。

一応仕事の話も書いておくと、明日はラスベガスにある下記の2つのFP事務所に訪問してきます。



両方ともFP事務所ですけれども、やっぱりWealth Managementという社名になるんですね。

2社ともDimensional Fund(過去も聞いたことがあるけどFee-Onlyのアドバイザーにしか販売できないファンド会社)を利用しているようですので、その辺りの運用哲学や方法などについて聞いてみたいと思います。

他にご質問ある方はFacebookで質問いただければ、合わせて聞いてきます。


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相続対策の裏ワザ

2013.05.01(Wed)

先日、相続対策の裏ワザを聞きました。

最初

「どうやら相続対策でとほうもない裏ワザがあるらしい」

という話を聞いた時は半信半疑だったのですが、どうやら話を聞いてみるとロジックとしても法的にも問題がなさそうな話なのでここでお話します。

ただし、実際に利用する場合には税務の専門家に相談のうえでやってもらう事をオススメします。
(もちろん私に相談していただいても良いのですが)

相続対策.jpg
イメージとしては、手元にキャッシュや金融資産が多い方向けの相続対策スキームです。

簡単に説明すると、分配金や配当金の存在する金融商品を保有し、それを信託受益権化するときに「収益受益権」と「元本受益権」に分離設定するだけです。

すると、その相続評価は不思議なことに設定当初は「収益受益権」の評価が大半で、元本受益権がほとんどないために、この元本受益権を子供に贈与して、信託期間の満了まで待つ。

そうすると、信託設定期間が終了後に、そっくり資産が子供に移るというスキームです。

私が確認する限り、特に問題も穴もないスキームですが、当たり前の話ですがこうした税務のスキマは、税務当局が気づけば埋められてしまいます。

おそらくここ2~3年で流行ってしまえば、そののちには使えなくなるスキームだと思いますので、利用する必要のある方はお早めにお勧めします。

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日銀が変わった!

2013.05.01(Wed)

 3月21日に黒田東彦が総裁に就任してから1か月の間に矢継ぎ早に大胆な政策を打ち出してきた日本銀行ですが、4月27日に発表した「経済・物価情勢の展望」報告でまたもびっくりするような強気な見通しを発表しました。

 まず、今回のレポートで注目したい点は日銀の今後の日本経済の見通しがバラ色のような表現になっています。前任の白川さんの記者会見の様子とは全く異なります。

具体的にあげると

・海外経済が回復して輸出も大きく回復して成長率に寄与する

・金融緩和によって将来の物価上昇が予測される

・政府の公共投資によって今年の経済は下支えされている

・労働需給環境も改善して、従業員の賃金給与は上昇する

・賃金上昇や物価上昇予測によって消費も活性化する

・結果的に日本経済は力強く回復していく

というシナリオになっています。

もちろん、実現を妨げる様々なリスク要因は挙げられています(例えば、海外経済の不調、財政問題の表面化など)が概ねはこの日銀の描く強気のシナリオで推移することが前提となっているような記述になっています。

 そして日銀が対外的な公約としてきている「物価上昇率2%」はレートによると2015年には十分に達成可能だと言う結論に至っています。もちろん公約ですのでレポートの結果が2%達成と言う結論に至るのも当たり前の話ですが。

 しかし一方で、レポート発表後の黒田総裁の会見では審議委員の中の佐藤委員(モルガン・スタンレーMUFG証券 経済調査部チーフエコノミスト)と、木内委員(野村證券(株) 金融経済研究所 経済調査部長)が物価上昇率2%の達成実現性に対して反対の意見を述べられたことも表明しています。

 つまり日銀審議委員の中でもその実現可能性に疑問を持っている人も少なくないと言う話なのです。

 それでもこれまでの日銀と大きく異なるところは、コンセンサスを重視する(あまりリスクを取らない)姿勢から、黒田総裁をはじめとする日銀のコミットメントを強く打ち出す姿勢に大きく転換してきたことが大きな驚きと同時に、期待も感じます。

 投資家の皆さんに置いては、今後の相場の中でこうした日銀の強いコミットメントがあるという事を前提に、株式・債券の見通しを検討される必要があるともう一度認識しなおす必要があります。

 私個人的には、こうした日銀の示すメインシナリオを基本シナリオとしながら、日銀の示すリスクシナリオについても十分に留意して、その対応を考えておくのがこの2~3年の投資では重要だと考えます。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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