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もうひとつの訪問先はWILSON FINANCIAL ADVISORS

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お話しいただいたのは写真のThomas CFP®でした。

この事務所は1987年に開業をしましたが、開業当時の創業者(女性)はすでにリタイアをしていて、現在は2名のCFPと2名のスタッフが在籍する事務所です。

Thomasは1992年に社員としてこの会社にJoinして、その後パートナーになったという話でした。
1992年の入社時のThomasのUAM(under asset management)は500万ドルでしたが、20年たって現在は2,800万ドル(50名)のUAMに成長したという話でした。

ということは、顧客一人当たりの保有額は56万ドル(5,600万円)程度ということですね。

この事務所は、これまで見てきた事務所とは異なる特徴がありました。

このブログでもさんざん報告してきたとおり、米国のFP事務所は、顧客の資産に対して一任で売買指示が可能な資格(RIA)を取得して、顧客の代わりに資産のファンドマネージャー的な仕事を代替してあげて、その報酬としてUAMの1%程度をもらうというのが、一般的です。

ここの事務所は顧客の資産に対して、アドバイスは行うものの、売買行為自体は顧客が自ら行う形態で運営しているそうです。
(このモデルであれば日本の投資顧問業の仕組みと同じです)

その代わりに、報酬のFeeも安くやってあげているという話でした。

cost.jpg

これは、Thomasの作ったポートフォリオの一例ですが、見ていただくとETFを中心としてポートフォリオ全体のファンドコストは0.6%に収まっています。
ここにThomasが0.2%のAdovisor Feeを貰っていることがわかります。

大体、自分の報酬も含めて、顧客の年間costを1.2%以内に収まるように設計しているというのがポリシーだそうです。

このように、顧客が自分で売買指示をする形式の事務所は初めて見ましたし、これであれば日本の金融行政制度の中でも応用可能な仕組みなのではないかと大きなヒントになりました。

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NAPFAカンファレンスの前に、2社ほど現地のFP事務所を訪問させていただきました。

fp.JPG
最初に訪問したのは、NETWORTH ADVISORY GROUP

写真のDAVIDが応対してくれました。

ここの事務所はCFPが4名在籍する中堅の事務所です。米国のFP事務所の形態は、日本で言うところの弁護士事務所に近いところがあって、4人で基本的に顧客や仕事はバラバラなんですけど、事務所経費や、事務員の経費をシェアして経営しているという形態が多いです。

この仕事をしていて感じますが、やはりそれぞれのCFPは、たとえ同じクライアントに対しても異なるアプローチや提案をしますので、このような共同オフィスの形態はあっても、会社組織のようなものには発展しづらいものなんだと理解しています。

DAVIDは前回書いたようなモルモン教の教徒で、やはり日本で宣教活動の経験があったので、日本語の能力もとても高くてフランクにいろいろとお話を伺うことができました。

DAVIDのクライアントには医者の方が多いようで、最低500,000米ドル以上を所有している方がメインの顧客になるようです。
この医者向けのFPというのも、自然と自分のクライアントに医者が多い中で、「医者向けのFP」とブランディングして言い切ってしまった方が、他と差別化もしやすく、医者がどんどん相談に来るという流れになっていったようです。

AUMのFee(顧客の資産残高に対してかかってくるFee)は、1.5%~0.5%と他の事務所に比較すると若干高めの料金設定のように感じました。

マーケティングとして新しかったのは、地元のラジオ局に事務所のCMを流しているという話もありました。
これまでFPのマーケティングとしては
・紹介(リファーラル)
・セミナー(自社内)
が多かったのですが、
・ラジオCMというのもローカルでは有効だということでした。

こちらももちろん、広告費は所属するメンバーで折半して負担しているとのことでした。

2社目の取材については、また次回。

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さて、ブログの記事で何を書こうかと考えて過去記事を見ていたら、今年5月に訪問したNAPFAカンファレンスの報告をまだしていないことに気づきました。

昨年のラスベガスに続き、今年は5月にソルトレイクシティで開催されるということで行ってきました。

ソルトレイクシティ.jpg
ソルトレイクシティはきれいな街でして(米国に行った中では一番かもしれない)、街中に緑あふれて、このように高い建物もそれほどない、居心地の良い街でした。

この町はモルモン教の聖地とも呼ばれ、この写真で真ん中に見える、街で一番高い建物はモルモン教の本部になっています。

モルモン教徒は、とてもまじめで敬虔で、日本でも普及活動が盛んですし、知り合いに教徒の方もいると思います。基本的には18歳になったらここユタから布教活動として全世界に宣教師として派遣されるので、ユタのモルモン教徒は2か国語を操れる人が多いです。

ですので、街中を歩いていると日本語で日本在住の元宣教師の方から声をかけられることも少なくありません。そういう意味ではフレンドリーな滞在地です。

ジャンプ台.jpg
また、ソルトレイクシティは冬季オリンピックの開催地として記憶している人も多いと思います。(私もそれ以外の情報は知りませんでした)

オリンピックの会場は結構ばらけていて、このジャンプ台は町から車で1時間ほど離れた山の上にあります。
ジャンプ台の横がオリンピック記念館になってました。

この山の上はパークシティと呼ばれ、日本でいうところの軽井沢のような夏の避暑地、冬のスキーリゾート地でもあります。

パークシティ.jpg
パークシティのメイン通りです。
どことなく雰囲気が軽井沢銀座に似てなくもありません。

5月は絶好のオフシーズンで、人っ子ひとりいませんでした。それ以外の季節はずっと混雑しているそうです。

ここパークシティは、高級別荘地として有名で、大体不動産屋さんの張り紙を見たら、コテージが最低2億円はするという価格帯でした。
お金持ちの集まる場所というのは雰囲気があって良いものです。

バンクシー.jpg
パークシティ内で、バンクシーの作品見つけました!
うわさには聞いてましたが、本物見たのは初めてで興奮しました。

ということで、初日はほぼ観光気分で街中を色々見学しましたが、次回は恒例のFP事務所訪問について書きたいと思います。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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