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今回取り上げるのは、株式会社アイスタイルです

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最初はアイスタイルって言われても、全然ぴんと来なかったのですが
@cosmeを運営している会社だと言われて、わかりました。

@cosmeとは、男性にはなじみが薄いかもしれませんが、化粧品の口コミ比較サイトで、食べログの化粧品版だという認識で、それほど遠くはないと思います。

私は、過去に@cosmeについて調べたことがありましたが、ずいぶん昔のことで、今回の調査では、ビジネスモデルも当時とはずいぶん変化をしていて、驚きました。


それでは、ここでいつもの通りこれまで投資クラブで重視している企業選択の4つのポイントを確認してみましょう。


・売上に対する粗利益率、当期利益率が高い会社
・財務的に安定している会社
・ROEが高い会社
・多額の設備投資が必要でない会社


の4点を投資クラブでは重視しています。


1.売上に対する粗利益率、当期利益率が高い会社

 ここは6月決算なので、直近の平成28年6月の決算数字です。
 
 売上高     14,282百万円
 売上総利益    8,176百万円(57.2%)
 当期純利益    1,277百万円 (8.9%)

 です。
 
私の認識では、@cosmeは口コミサイトでしたが、現在の会社としてはサイトの力を利用して、化粧品のEC販売にも力を入れていて成功している様子がよく理解できました。

そのため、純粋なIT企業というよりは、ITを利用した流通小売業的な側面も持っているという判断が必要です。 

売り上げ総利益率は高いのですが、当期利益率はIT企業としては低めなので、この辺りの利益率が改善していくのかどうかを注視する必要があります。


2.財務的に安定している企業

自己資本比率は58.4%あり、自己資本としては十分な水準だと考えられます。
現預金の比率も高いので、実際上は無借金経営に近い状態です。


3.ROEが高い会社

平成28年6月期のROEは25.3%です。
過去の数字を確認すると
 
平成25年6月   0.4%
平成26年6月   8.1%
平成27年6月  25.3%

で近年急速に向上しています。

これも主にビジネスモデルの転換で、化粧品小売りのビジネスが順調に成長を遂げていることから改善がみられています。

今後、こうした利益水準を維持していけるのかどうかを検討する必要があります。


4.多額の設備投資が必要でない会社

基本的にはIT企業なので、大きな設備投資はないはずです。

しかし、最近はECのみならず、リアルな小売店舗も出していますし、グローバルな進出も中期経営計画には盛り込まれています。

なので、人材の確保も含めて積極的な先行投資が予定されていますので、その先行投資が実際の将来の利益に結び付くのかどうかも慎重に見定める必要があります。


5.株価

現在の株価は860円(9月28日現在)、予想PER58.03倍、PBR8.81倍という水準です。
前回のアトラエ同様にIT企業ですので、一概にPERやPBRで株価水準を判断するのは難しいものがあります。

そこで、ここではPEGレシオを参考にします。

PEGレシオとは、PERをEPSの成長率で割った数字です。

アイスタイルの場合には、中期経営計画での営業利益ベースでの成長率の予測は

41.4%(2020年までの成長予想)

なので、一概に当期利益の成長性とは言えませんが、これを当期利益の成長率と仮定すると
PEGレシオは

58.08÷41.4=1.4

となります。

PEGレシオは一般的に1~2の水準では普通と判断しますので、現在の株価水準は普通の水準だと考えるのが妥当です。

実際に株価の動きを見てみると平成28年8月3日に発表された中期経営計画において、売上高、利益、戦略そのものが非常に意欲的な計画なのですが、市場ではその後大きく暴落をしています。

つまり、市場ではその意欲的な計画が信憑性の点からも、疑問符がついている状態です。

小屋の個人的な印象としては、戦略の大きな方向性としては正しい方向でプランニングされていると感じましたので、後は実際の数字がついてくれば株価は上昇していくことになるのだと思います。

今期の予測は、先行投資のために前期よりも悪い数字になっていて、それも直近の株価を抑えている原因だと感じますので、今期の4半期ごとの数字を確認しながら買うタイミングを図っていく銘柄だと考えています。

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夢や希望を実現するためには

2016.09.14(Wed)|カテゴリ:経営,|カテゴリ:資産運用

今日は、午前中にとある飲食企業の社長と

「夢や希望を叶える方法」

について話をしていました。

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話としては、とてもシンプルで

①現時点で、ある時点での自分の姿を具体的に決めてイメージする

②現在の自分の位置を、正直に正確に把握する

③将来の自分の姿と、現在の自分の姿のギャップを認識する

④その時間とギャップをどのように埋めるか考える

⑤SMARTの法則を使って目標を行動に落とし込む

Speciffic(具体的)
Measurable(測定可能)
Agreed(納得)
Realistic(実現可能)
Timely(今やること・期限)

という5つのステップを踏めば、大抵のことは必ず実現するということを、この社長は自分自身実践して、大抵の夢は叶えてきたそうです。

私が普段クライアントの資産コンサルティングをしている時にも、全くアプローチをとっていますので、とても共感し、話も盛り上がりました。


一方で、私がコンサルティングをしている現場では

①~⑤の作業が終わったとしても最後のステップである

⑥ 決めたことを着々と実行する

ということができない人がとても多いということもわかっています。

実感値としては、⑥ができるのは10人に1人もいない気がします。


いくら良い計画が立てられても、それを実行しなければ、何の成果もうまれません。

このメルマガを読んでいる皆さんも、ぜひ正しい計画を立てた後は

⑥ 決めたことを着々と実行する

に集中していただければ、みなさんの「夢」や「希望」が実現するものと思っています。

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世界経済の展望について

2016.09.02(Fri)|カテゴリ:世界経済,|カテゴリ:資産運用

今回は、私が定期的に参加をしている

ブーケ・ド・フルーレット 馬渕さんのセミナーに参加して聞いてきたことを読者の皆様にフィードバックいたします。

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ブーケ・ド・フルーレットの馬渕さんのお話と分析は、主にファンダメンタルズを丁寧に追ったうえでの、マーケット分析・景気分析を主にしていますので、皆様も参加されるとお役に立つ内容だと思っております。

詳細はこちらから


それでは、セミナーの内容から私が把握した内容をお伝えします。


【日本経済、市場】

・日本の株式市場は、今年に入ってからの円高を考慮したうえでも予想PER13倍程度と、歴史的には割安な水準

・おそらく、来年にかけて株価はもう少し持ち直すことが基本シナリオ

・懸念点は、消費動向や民間設備投資が弱いので、その今後の動向には注意が必要


【米国経済、市場】

・米国の雇用環境や賃金動向は、リーマンショック後は順調に回復を続けている

・なので、小売売上高や住宅、自動車など消費に関する統計は力強い

・一方で、株価は予想PER18倍超と歴史的にはすでに割高な水準なので、今年後半は株価の調整があるか、来年までEPSの調整で株価が停滞するか、いずれかのシナリオが基本線

【為替】

・ドル円の水準は、購買力平価仮説による水準では、現在の1ドル=100円水準が妥当なところ

・今後は、100~115円ぐらいの水準で長く続くと考える

【商品市況、原油】

・原油価格は、米国のシェールガス、オイルの生産状況に寄るところが大きいが、業界再編で生産コストが下がってきているシェール油田も多く、原油の需給バランスから考えて、40~60ドルの範囲内に落ち着く可能性が高い


セミナーの内容で、小屋が個人的に一番関心があったのは、米国の証券市場です。


現在の米国株式は少し割高だという認識が一致しましたので、直近の投資を考える場合には、投資タイミングを遅らせるか

あるいは

現在の株価水準は、EPSの水準で1年程度たてば企業業績が追い付いてくるだろうということだったので、1年程度横ばいが続く展開を覚悟しておく

のが年後半の基本スタンスになりそうです。

ただし、為替はもう少し弱含む展開を想定していてもよさそうなので、円建てのリターンで見れば、もう少し楽観的に考えられそうですね。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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