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書評~私の財産告白~(本多静六著)

2018.02.08(Thu)|カテゴリ:書評

昨年、インベスターズZという、投資マンガを読んでいました。

そのマンガの中で書かれている話は、投資家としては当たり前の話が多く、あまり新しい情報はなかったのですが、その中で一つの話として


お金を貯めたいという人に対して、本多静六の「私の財産告白」を読むことを薦められるというシーンがありました。


マンガの中での話の落ちとしては、そう薦められたにもかかわらず一向に読もうとしなかった人に対して


「そもそも、そういう事だからあなたはお金が貯まらないんだ」


という話で終わるのですが、恥ずかしながら私もこの名著と呼ばれている本の存在は知っていましたが、未だ読んだことがありませんでした。

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著者の本多静六は明治、大正時代の林業学者です。
決して事業家で、事業で財産を築いた人物ではありません。

私は読む前は、明治時代の事業家の話だろうと思っていたので、著者がそもそも学者であるという事実に驚きました。


そして内容についても、そうした学者であるという事実がより説得力を増します。

つまり、学者と同じ立場である給与所得者であるサラリーマンでも資産家になるための手法が再現性を持って書かれているということになります。

また、その再現方法もシンプルです。


①まず、毎月もらう給与の4分の1を先に貯蓄する。

②ボーナスなどの臨時収入は全部貯蓄する。

③貯蓄ができるようになったら、株式や不動産などの財産に投資をする

④財産から産まれる所得についても、しっかりと4分の1は貯蓄する

⑤この繰り返し

で一財産を築いています。


そして、その作業を支えるのは、強靭な精神性です。

本多静六は、毎日欠かさず1ページの記述をすることを続けており、こうした結果370冊を超える著作があります。

私が最近読んだビジネス洋書の著者も、黙々と仕事として記述を続けることの大切さを説いていました。

もちろんその著者も資産家です。


つまり、サラリーマンであっても一代で資産家になることは十分に可能だし、その方法論も非常にシンプルだが、その実行を支えるには強靭な精神性が必要だということだと思いました。


その他にもとても参考になる話に事欠かなかったので、次回もこちらの本の続きをご紹介します。

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若手FPの勉強会を開催します

2018.01.29(Mon)|カテゴリ:その他,経営

2月から全4回にわたって、弊社で若手FPの勉強会を開催します。

興味ある人はどうぞご参加ください。事務所的には定員6~7名までと考えてます。

2月14日(水)第1回 独立系FPの現状と金融業界の現状と未来

2月28日(水)第2回 個人金融コンサルティングの手法(情報収集~提案まで)

3月14日(水)第3回 ケースワーク&課題についての説明

3月28日(水)第4回
【第四回】課題発表&振り返り



『顧客に感謝されながら相談料を受け取れるFPコンサル手法とは』

【この勉強会はこんな人にオススメです】 ・FPとして実際に安定的に収益を上げているビジネスモデルを知りたい方 ・「お客さまのために」と金融機関で働いているが、仕事内容に疑問を感じている方 ・自分が良いと思えない商品を営業するのが苦手な方 ・とにかく人の役に立つことが好きな方 ・い...

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梶原 真由美

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昨年あたりから、よく耳にするようになってきた「ロボアド」

皆さんはちゃんと使いこなしていますか?


「ロボアド」はもちろん「ロボットアドバイザー」の略称です。

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「ロボット」は人の代わりに作業をしてくれる機械なんだとして「アドバイザー」って何なのでしょうか?


今回取り上げた「ロボアド」の「アドバイザー」機能はあなたの資産運用のポートフォリオを合理的に組成し、リバランスを含めてマネジメントしてくれるアドバイザーです。


私も、「ロボアド」の大手であるウェルスナビ社とは親しいので、こうした資産運用のロジックに関しては意見交換も行っていますし、内容についても十分合理的で資産運用を行う際には積極的に利用して良いものだと思います。


しかし、「アドバイザー」の機能や水準としては残念ながらまだまだです。


先日、私のところにご相談に来られた方も、「ロボアド」を利用されていました。

利用していた金額としては100万円です。

しかし、話を聞いてみると金融資産は2億円近く保有しており、その大半は預金になっている状況でした。

これでは、いくら100万円が効率的に運用されたとしても資産全体の効率性は恐ろしく低いままです。


つまり、個人の方は、「ロボアド」を利用する前に、アナログの「アドバイザー」が
しっかりとその方個人にとって合理的運用資産額を事前に判断してあげる必要があるのだと痛感しました。


「ロボアド」が先行している米国でも、問題意識は同様です。

wealth frontやvangaurdなどの企業でもネット経由の「ロボアド」では限界があると感じたためか、最近は追加で料金を支払うとアナログの「アドバイザー」が利用できるサービスを展開しています。


Vanguard Personal Advisor ServicesR
https://investor.vanguard.com/financial-advisor/financial-advice


やはり、米国でも先程述べたような「ロボアド」だけでは足りないケースに事欠かなかったのでしょう。


今後の日本でも、米国の先行事例同様に「ロボアド」と「アナログアドバイス」の上手な組み合わせを提供できる企業が成長していくものと思われます。

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あなたの蓄財に関する成績表

2018.01.12(Fri)|カテゴリ:資産運用

みなさま、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


年末年始は、家で新しく出版する予定の書籍の執筆作業を進めていました。

テーマは、家計のバランスシートの利用についてです。

またリリースされたら、内容などのご紹介もできると思います。


さて、その執筆のために参考図書として

となりの億万長者 ― 成功を生む7つの法則 2013年トマス・J・スタンリー著
(この本では、アメリカの億万長者を研究し、発表している本です。)

という書籍を読みました。その中に「期待資産額」という考え方が出てきます。


これは、あなたがしっかりとこれまで蓄財に成功してきたかどうかを計る指標です。


具体的には下記の公式になります。

期待資産額=年齢×年収/10(ただし、遺産で相続した分は除く)


例えば、あなたが30歳で年収400万円であれば
30歳×400万円/10=1,200万円

を保有していれば、お金持ちの資質があるということになります。


40歳で年収600万円であれば

40歳×600万円/10=2,400万円

が期待資産額になります。


この場合の資産は、不動産など所有している場合には、純資産の額(資産から負債を引いたもの)で考えます。


皆さんも計算してみましょう・・・

結構ハードルの高い金額だと思いませんでしたか?

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この本の中では、「期待資産額」の2倍を超えて資産を保有している人を蓄財優等生
「期待資産額」半分も資産を持っていない人を蓄財劣等生


と位置付けています。

お金持ちを目指す人は「期待資産額」の2倍、お金持ちに興味がない人でも
最低でも「期待資産額」の半分くらいの資産額を目指してみてはいかがでしょうか?


そして、この本の中では、蓄財優等生は

・倹約家
・資産に関する目標・計画を持っていること
・普段の家計を把握していること
・家計を考える時間を持っていること

という特徴を持っていることが書かれています。


もし、あなたが蓄財優等生を目指すのであれば、このようなポイントに気を付けて

本年をお過ごしください。

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個人の方の相談で意外と多い相談が

「資産運用をしたいとは思っているのですが、私の場合、いくら運用して、いくら現金で持っておけばよいでしょうか?」

という質問です。


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もちろん、答えは人それぞれなのですが、私の考える基本的な考えをお伝えします。

①生活資金の安全余裕度から考える

まず最初に検討するのは、生活資金とのバランスです。
アドバイスとしては、年間支出(年間で家庭から流出する資金)のだいたい6か月分~12か月分ぐらいを現金で持っておくという計算です。

こちらは、主に勤労世帯の方が、病気やケガ、あるいは失業などの急激な収入の変化に見舞われた場合でも、慌てずに行動できるための手元流動性資金を現金で確保しておくという考え方です。

なので、生活費だけでなく住宅ローンなどの支出も加えて考えます。

年間600万円の支出がある人は、最低300万円~600万円程度の現預金を保有していれば大丈夫だと考えます。

一方で、こうした緊急時の手元流動性を確保できる世帯では、医療保険やがん保険などには十分に備えられていると考えられますので、短期医療保障は必要なくなります。


②将来のキャッシュフローから考える

資産運用は、できる限り長期間で取り組みたいものです。
そのため、運用を始める時点から先のキャッシュフロー予測を見通したうえで、しばらく黒字が続くようであれば、その期間は運用が可能ですし、今後赤字で取り崩しが続くようであれば、場合によっては運用資金を取り崩さなければならない事態が発生することも考えられます。

①の手元流動性でカバーできないようなキャッシュフローの赤字が想定される場合には(住宅購入や教育費などでキャッシュフローが悪化する場合)その数年後のキャッシュ流出も前提にして、①の手元流動性+想定される近年の赤字キャッシュフローの総計ぐらいは手元に置いておいた方が良いかもしれません。


③ポートフォリオのリスクコントロールから検討する

ポートフォリオ全体を考える時に、全体としてリスク量(ボラティリティ)をどの程度に抑え、どの程度のリターンを目標としていくかを検討します。

その際に、株式、債券と同時に現預金をどの程度保有しておくことが、ポートフォリオのリスク管理として適切かを検討して現預金の保有割合を検討します。


④精神的な余裕度から検討する

③でポートフォリオ全体のリスク量やボラティリティを検討したうえで、自分自身がそのボラティリティに精神的に耐えられそうかどうかを検討します。

つまり全体で何パーセントの一時的な損失が発生した場合でも、中長期の方針を変えない自信があるかどうかのチェックです。

多くの場合は、資産全体のパーセンテージではなく、

「○○万円の損失であれば動揺しない」

など金額の実数で考えた方がわかりやすいと思います。

実際の実務では、上記の①~④の手順で検討をし、顧客とコミュニケーションを取りながら現預金をどの程度保有しておくのが良いのか検討します。

概ね、相談に来られる9割以上の方が、上記の手順を踏むと、実際に保有している現預金の保有額とギャップがあります。

年末年始はお時間もあると思いますので、ぜひ読者の皆さんも一度お考え下さい。

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前回のBLOGで、ここ最近4か月ほどかけて、中小企業家同友会の

「経営指針成文化セミナー」

というセミナーに参加しながら、自社の「経営指針」「中期事業計画」について、整理検討をしていましたことを報告しました。

最近は、その完成した「中期事業計画」を周囲の人に説明して回るといった作業を繰り返しています。

その中で「夢」や「目標」を繰り返し語ることのメリットを強く感じてきました。
特に下記の3点の変化を感じました。


①自分の中で「夢」や「目標」が定着する

自分で考えて「夢」や「目標」を決めたとしても、決めた当初は自分でも半信半疑な状態です。

それを他の人に、何度も何度も説明することで、自分の中で消化して本当に納得できる「夢」や「目標」に変化していきます。

場合によってはそれが確固たる「信念」に昇華するかもしれません。

自分が心から納得できていないと実際には行動に取り組めないと思いますのでこの作業は「目標」を達成するのに重要なのではないかと感じます。


②自信がつく

自分でも半信半疑であった「夢」や「目標」ですが、他人に話をして
その他人から肯定的な反応をもらうことで、自分の中でも

「実現できる」

という自信が湧いていました。

「信念」と「自信」を持って物事に取り組めば、それは「信念」も「自信」もない目標よりも達成しやすいと思いませんか?


③応援してくれる人が増える

ちゃんと社会的に意義があり、またワクワクするような「夢」や「目標」を語ればそれを聞いた人は、②にもあるように大抵肯定的な反応をしてくれますし、その中には、自分の「夢」や「目標」の達成に対して、「賛同」を示してくれたり「協力」を申し出てくれたりする人もいます。

こうして、周囲の人々の「協力」をもらうことができれば。「目標」の達成にはますます近道になる気がします。


ここでは、会社の「中期経営計画」を基に、最近の体験を通じて感じたことを書いてみましたが、個人のライフプランや夢や目標であっても全く同じことです。

ワタミの社長であった渡邉美樹さんは、個人の目標を

仕事・家庭・健康・趣味・教養・財産

の6本の柱をそれぞれ考えると良いと言っています。

個人の方は、上記の6つの目標を立ててみて「仕事」「健康」「趣味」「教養」などの目標については、周囲の多くの人に

目標を共有していくことで、実現可能性が高まるのではないかと考えます。

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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」

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最近は、なかなかインデックス投資イベントに参加できていないんですけど、年明けの発表会は参加できるといいなと思ってます。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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