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中原圭介さんのセミナー

2012.08.09(Thu)

昨日はスタンダードチャータード銀行主催のセミナーがありました。

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場所は二重橋前の明るくてきれいなオフィス

来場者はこのプライオリティバンキングの顧客が多く、富裕層の高齢者が多い印象でした。

中原さんのセミナーは初めて聞きましたが、分かりやすいものでした。

セミナー内容について簡単にシェアしておきます。

・米国経済は「家計」のバランスシート不況
 バランスシートを調整するのに少なくとも5年はかかるだろう

・欧州は「政府・国家」のバランスシート不況
 通貨EUROは簡単には崩壊しないだろう
 EUは基本的にはヨーロッパの安全保障の仕組み、政治的には崩壊は目指さない
 最終的にはドイツがいつユーロ共同債の発行(財政の共同化)について妥協するかだけの話

・米国株は現状は高い
 7~9月期は業績が悪化するのではないか?
 
・米国株価が下がる、財政の崖で経済下振れが鮮明になりそうなときの為に
 QE3を取っておく
 共和党が大統領選を勝った場合にはQE3はやらない可能性大

・消費税
 1997年はどう考えても消費税増での景気悪化ではなく、年後半のアジア通貨危機、金融機関不安
 での景気下振れ
 しかし、今回の増税は前回以上に消費者マインドは悪化しており、景気下振れ要因になることは間違いない

・日本の国債
 いつとは言えないが、先々に暴落することは十分考えられるので、それに対して準備しておく必要はある

・成長戦略
 今回の政府の成長戦略もまったくダメ
 本気で日本の国家の枠組みを変えるような政治家の誕生を期待する
 まあ、もっと日本社会全体が窮地に陥らないと難しそう

・中国は過剰供給、過剰設備
 一般消費者の購買力はまだそれほど上がっていない
 経済リスクよりも政治リスク
 習近平への政権移譲が上手くいくのだろうか(軍部が心配)

・2012~13年にかけてが円高のピーク、その後は緩やかに円安へ
 理由1 欧州問題は解決方向へ
 理由2 米国の景気回復とゼロ金利解除
 理由3 日本の貿易赤字の慢性化(エネルギー、医療医薬品)
 理由4 貯蓄率の低下
 理由5 米国の貿易赤字の改善(シェールガス革命によるエネルギー輸入減少)

・日本が今後成長できる分野は
 農業、医療、観光、環境技術

・新興国への投資は様子見
 ブラジルは特に過剰消費(借金による消費)が顕著で、バブル崩壊を懸念

・LIBOR問題はこれからが焦点、訴訟が沢山発生すると金融機関の体力が減少し、貸し出しに回るお金も減る

といったところです。

個人的にはだいたいの意見は同意できます。

中国に関してだけ僕が比較的楽観的なのでしょう。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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