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BBT大学オープンカレッジの報告~第1部~

2013.02.02(Sat)

先週は、BBT大学オープンカレッジで中国経済とマーケットについて講演に参加してきました。

第1部は沈才彬先生の中国政治経済についてのお話

恥ずかしながら沈先生の経歴に関しては全く存じ上げなかったのですが、日本にいらっしゃる中国研究に関しては第一人者の方でした。

セミナーの内容を簡単にフィードバックしておきます

【歴史的認識】

現在は日中間での力関係が逆転する時期(中国が日本よりも強くなる)
これは明治期に日本が中国を逆転して以来の大転換期
く方は自信過剰になり、抜かれる方は現状を認めたくない
現在の経済成長率に差がありすぎる

⇒このような時期には日中間の衝突が起こりやすくなる

【軍事費】
中国の軍事費の伸びが指摘されるが、対GDP比で言うとそれほど伸びていない
GDPが成長しているから素直に軍事費も増大しやすい

日本も経済成長をしていた際には対GDP比1%ルールの下で毎年軍事費も急成長していた

【政治状況】
北東アジア(中国、日本、韓国、北朝鮮)の指導者は全て太子党(2世議員)になった
歴史外交上は右派・保守派が指導者の時に外交的な大きな転換点を迎えるケースが多い(フランスのドゴール、米のニクソン、日本の角栄など)
保守派は現実的な外交路線を取りやすい

【尖閣問題】
解決策は、共同開発・国際機関での調停・棚上げ・戦争衝突の4パターンに絞られる

【中国経済】
単純なシミュレーションでは2022年にGDPが20兆ドルとなり米国も抜いてしまう
当面は良いと思う
不動産は2016年ごろにバブル崩壊
主に生産年齢人口の減少が大きな要因

都市化、機械化、中間層の増加
世界の工場から世界の市場への転換

【中国経済の課題】
政経乖離
経済は自由化、政治は共産党一党独裁の弊害
国進民退
国営企業が有利で民間企業は不利
外強内弱
経済が輸出主導で内需が弱い
官腐民怨
官僚の汚職わいろが激しく、民間は恨んでいる

【世界の工場の変化】
アメリカ企業が中国から130社以上も転出している
米国の失業、製造業回帰

【中国ビジネスの進め方】
現地ニーズを把握して、適応すべき
業態として有望なのは、金融、物流、小売、インフラ、環境対策、食品、観光

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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