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ロンドンでのISA(アイサ)ツアー~その1

2013.02.28(Thu)

前回のblogではロンドンに行ってきますと報告しました。

先週行ってきましたので、ツアーの内容をご報告したいと思います。

また、ロンドンでの様子は来月WBS(ワールド・ビジネス・サテライト)でも放映されるようです。
放映日など決まりましたら、またご報告します。

さて、今回のロンドンではISA(アイサ)制度についてヒアリングしてくるのが主な目的
日本でも来年から日本版ISAとして導入されるのですが、まだまだ内容についての理解や普及は今一つです。

したがって、今回は本場イギリスで一般の人がISAをどのように利用しているのか?
金融機関、金融アドバイザー側はISAをどのようにPRしているのか?
マスコミはISAをどのように評価し、取り上げているのか?

などを確認してきました。

まず初日はTISA(Tax Incentivised Savings Association)の説明から
IMG_0517.JPG
ここでは、英国でのISAの成立の歴史から、現在の利用方法、将来の発展について
投資の税制優遇制度として政治的な判断や評価をどのように得てきたかという概要が聞けました。

正直急にこのツアーに参加することになったので、英国のISAについては全く知識が無い状態でのスタートでした。
他の参加者の皆さんはある程度予備知識があったのかもしれませんが、私の方はなにぶん完全に初心者でしたので、初心者的な質問と理解に終始してしまいました。

簡単にまとめますと

英国での証券投資優遇は1987年サッチャー時代の国営企業の民営化プログラムに合わせて、個人投資家に民営化した企業の株を保有させることが大きな目的のひとつであった

その後政権交代などの流れを経てISA制度に変遷してきているが、25年ほど優遇制度があるので、制度的な信頼と利用が普及している
現在では国民の半分以上がISAを利用している

子供たちのためには、昔CTFs(Child Trust Fund)という投資優遇制度兼支援制度を設けていたが、これは財政的な制約の中で、支援制度は外されて現在はJuniorISAとして子供の将来資産の為のISAとして利用されている

英国では投資だけではなくCashISAという、銀行預金に対する優遇制度も存在し、一般的な個人はやはり株式ISAよりもCashISAの方が利用ハードルは低い

といった内容が学べました

その後は、実際のISA利用者に対するヒアリング

IMG_0518.JPG
まあ、こちらは意見を集約すると

「せっかく、投資に関する優遇制度があるんだから、使わない理由はどこにもないでしょ」

という意見が大半

ISAの良いところは、いつでも現金化して、利用できるので、いわゆる退職金準備制度としてだけではなく、住宅購入、教育費、介護などいかなる用途に応じても利用できる制度だというところが、受けが良いみたいです。

それから今度はIFA(Independent Financial Adovisor)のヒアリング

IMG_0520.JPG
英国のIFAはアメリカで言うところのCFPと非常に近い立ち位置です。

つまり運用に対するアドバイスを行うことで、クライアントからFeeをもらうのが主な仕事になっています。

ここでは、ISA制度に関する話だけではなく、彼らのビジネスモデルや2013年1月から施行されたRDR(Retail Distribution Review)という制度によって完全にコミッションが廃止されたことに関するお話しなど聞いてきました。

ここは、FPとしてとても大事なポイントですので、次回エントリーで丁寧に説明します。


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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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