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日本の現状を直視して改めて資産運用を考える

2017.03.26(Sun)|カテゴリ:世界経済,資産運用

先日、web上で経済産業省の資料として

「暮らし」分野での新たな飛躍に向けてという資料を見かけました。
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/shin_sangyoukouzou/pdf/012_s01_00.pdf

資料の作成者は、ヤフーの安宅和人さんという役員でチーフ・ストラテジー・オフィサー(CSO)だそうです。

この資料の冒頭では、日本の経済状況の現状についてしっかりと認識するスライド構成になっています。

1ページ目
日本の一人当たりGDPは世界26位で、1960年と同じ水準

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2ページ目
GDP全体は、米国、中国に続く3番目だが、5年後にはドイツに抜かれそう


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3ページ目
名目GDPは、米国はこの14年で69%成長、日本は-4%成長


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4ページ目
中間層の所得も米国は14年で28%増加、日本は15%減少


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5ページ目
日本は、特に最近5年間での一人当たりGDPの低下が激しい


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6ページ目
一人当たりGDP上位30か国の中で見ると2000年以降は一人負けに等しい状態


6.jpg

であると、これでもかってぐらい、近年の日本における厳しい経済成長の様子を確認しています。


「アベノミクスで景気は良くなった!」

と国民が本気で思っているかどうかはわかりませんが、海外から見ると大幅な円安の影響もあり、日本の経済の地盤沈下はとどまるところを知らないように見受けられます。

こうした、現状をきちんと把握することは、何においても重要なことです。

資産運用に置き換えると、この30年(1987年2月~2017年2月)のパフォーマンスはトータルで


日本債券 177.5%
日本株式 23.7%
外国債券 360.6%
外国株式 873.0%

という結果になっています。


7.jpg
(資料:my indexより)


資産運用では、過去のパフォーマンスは、未来のパフォーマンスとは関係ないと言われていますが、
今後も名目GDPが増加しない日本国内での資産運用は、なかなか難しいと思われます。

もちろん、私としては、これからの運用においては、外国株式や外国債券にも分散して投資することをお勧めします。

何よりも、現実を直視して今後の対応策を考えるというのは、何においても大切だと安宅さんの資料をみて思った次第です。

経済産業省の人たちも、もちろんわかってはいるんだと思いますが。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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