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ロボアドバイザーの資産運用方法とは?~その2

2017.05.16(Tue)|カテゴリ:資産運用

私が昨年から関わっている仕事の一つに、ロボアドバイザーサービスのサポートがあります。



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前回に引き続き、ウェルスナビ社のホワイトペーパーを解説していきます。

https://www.wealthnavi.com/image/WealthNavi_WhitePaper.pdf

前回は、ブラックリッターマンモデルで、各資産のリスク・リターン・相関係数を推計しているところまで解説しました。

再度確認しておくと

リスク(米ドルベース)が

米国株   12.4%
日欧株   14.8%
新興国株  18.4%
米国債券  2.8%
物価連動債 4.8%
金     17.9%
不動産   14.9%

リターン(米ドルベース)が

米国株   6.5%
日欧株   7.5%
新興国株  8.5%
米国債券  1.9%
物価連動債 2.3%
金     3.9%
不動産   5.8%

と推計しています(2016年10月時点)

今度は、これらを組み合わせて、ポートフォリオを構築し、リスク量に応じて、リターンが最大になるような構成を計算します。

例えば保守的でリスクの低いポートフォリオでは

米国株   14.7%
日欧株    5.0%
新興国株   5.0%
米国債   35.0%
物価連動債 30.3%
金      5.0%
不動産    5.0%

積極的なリスクの高いポートフォリオでは

米国株   35.0%
日欧株   31.8%
新興国株  13.2%
米国債    5.0%
金     10.0%
不動産    5.0%

などとなります。

そして、次に投資する商品(ETF)を選んでいきます。

ETFを選ぶ基準は

①パッシブファンド
②純資産総額が一定以上
③流動性が十分である
④外国投資信託の届け出がある
⑤低コスト

という順番でスクリーニングをして選んでいきます。

ここでは、NY上場の

米国株   VTI(Vanguard)
日欧株   VEA(Vanguard)
新興国株  VWO(Vanguard)
米国債券  AGG(iShares)
物価連動債 TIP(iShares)
金     GLD(SPDR)
不動産   IYR(iShares)

が選ばれています。やはりETF大手のVanguard社とiSharesのシリーズが選ばれているのも納得です。

その後は、定期的にリバランスをしていくことになります。

ここでのリバランスのルールは

・6ヶ月リバランスが行われていない
・最適化のされたポートフォリオから5%以上乖離した資産クラスがある場合

といったルールになっています。

また、上記で説明した最適ポートフォリオも、時間とともに変化していきますので、3か月ごとに、最適ポートフォリオも計算し直すことになっています。

ここまで2回にわたって、WealthNavi社の運用アルゴリズム(ホワイトペーパー)について解説してきましたが、結論としては

・ホワイトペーパーを読めば、個人投資家でも同じような事は可能である

とも言えると思います。

もしも、自分でローコストに組み立てようと思うのであれば、このホワイトペーパーを見ながら、自分でNYでETFを購入すれば同じことができます。

それが面倒だ、とても継続できそうにないという人は、ロボアドを使ってみれば良いのではないでしょうか。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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