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生き残るには「変化」が必要

2017.06.22(Thu)|カテゴリ:経営,|カテゴリ:資産運用

進化論で有名なダーウィンは

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」

というセリフを残しています
(実際にはダーウィンよりも後の人が、ダーウィンの話として創作したという話です)

Tyrannosaurus.png

生物の世界では、環境の変化に対して「たまたま」対応できた種だけが、生き残ってきているという当たり前の話でもあります。

恐竜が地球上から絶滅してしまったのも、地球の環境変化に対応できなかったということなんだと思います。

前置きはここまでにして、先週私は、某大手証券会社系列のアセットマネジメント会社主催の勉強会に招待していただいて参加してきました

そこでは、私が普段から主張しているような

・米国型の「フィー」による資産管理型の金融サービスの展開
・米国での資産アドバイスのありかた
・実際に日本でも「フィー」ビジネスモデルで展開している企業の具体的な取り組みの紹介

など

日本においても、これから資産運用業界では「顧客」ときちんと向き合って

販売手数料などの「コミッション」収入から顧客と利益相反が起こりにくい「フィー」にビジネスモデルが変化していくであろうという話が展開されました。

このこと自体は、私も当然だと考えていますし、実際私のビジネス自体もそのような前提でここまで成長してきているので違和感も何もありませんでした。

話として面白かったのは、周囲の反応です。

この勉強会を企画した、某大手証券会社の内部では、役員を含む上層部にこのような話をしても

・「フィー」で稼ぐことが「コミッション」よりも優位だというのか?
(「コミッション」で稼ぐことが悪いとでも言うのか?)

・「コミッション」ビジネスモデルを否定することは、これまで自分たちが一生懸命やってきたことを否定するつもりか?

という議論が展開されてしまい、理性的な議論の展開には結びつかないという話でした。

また、参加をしていた中小の証券ビジネスにかかわる会社でも

・「フィー」ビジネスが今後必要なことは理解できるが、今取り組まなければいけない話なのか?
・「コミッション」ビジネスモデルを変化させてまでも、やらなければいけない話なのか?

という反応が主なところでした

冒頭の恐竜の話ではありませんが

私が顧客に接している限りにおいては、すでに顧客側で

「コミッション」ビジネスモデルには辟易していて
「フィー」ビジネスモデルを展開する事業者に興味関心がある

という変化が起きつつあります。

しかし、サービス提供事業者側では、この変化に対応する気がほとんどない(そして中長期的には絶滅してしまうかもしれない)というのが、上記の勉強会でも実感できました。

これは、弊社のビジネスからするとライバルがいないので、有難い限りの話ですが、日本の資産運用業界に関わる一人の人間としては、寂しい限りの現状だとも言えます。

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(画像:Freepik

先日は、関西の某投資助言業者の方に日本株の勉強会を開催してもらいました。
内容としては、小型株で有望と思われる銘柄の紹介とその発掘方法に関する内容です。


その助言業者の銘柄選定は独特の手法で、

1.新聞やニュースなどで気になった記事を中心に銘柄に着目する
2.気になった企業の証券アナリスト協会主催の決算説明会に出席して社長に質問をする
3.その後に有価証券報告書などを良く読んで財務分析を行う

という手順で企業を選択するそうです。



特に決算説明会では、


中小型株では、大手証券会社のアナリストはあまり来ていないか新人のケースが多く、新人アナリストの質問の内容はというと決算数字にまつわる話がほとんどで、

社長の目指しているビジネスの方向性
会社の取っている戦略

など説明会でなければ直接社長に聞けないような定性的な情報を質問するのはこの助言業者ぐらいしか見当たらないのが決算説明会の実情だという話でした。

実際にこのような手法で選択した30銘柄程度で構成されるポートフォリオは結果も優秀で、TOPIXは当たり前ですが、東証中小型株指数なども上回るパフォーマンスだとのことでした。

私も個別銘柄を分析するのは趣味ですが、あくまでも紙上の情報に留まっており決算説明会に参加するほど分析はしていません(それが本業ではありませんので)。

最近では、ファンドのアクティブとインデックスの論争が激しいですが、個人投資家はこのような熱心な個別株分析をされた情報を利用するというのも戦略の一つだとは思います。


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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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