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グロース(成長株)投資の考え方

2017.08.31(Thu)|カテゴリ:日本株,|カテゴリ:資産運用

先日、私も寄稿する億の近道の執筆者の一人でもある「山本潤」氏に、私の所属する投資クラブで「成長株」投資の考え方についてレクチャーしてもらいました。


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これまで、この投資クラブでは、どちらかというと「バリュー」投資の銘柄が多く、私やメンバーも「バリュー」株の見方や考え方は理解しているのですが、「成長株」になると、どうも良く分からないということになるケースが多かったのです。

例えば

エムスリー(2413)

2012年に検討しながら、買えず
当時、900円程度であった株価は、現在2,800円と3倍
(分割考慮後の株価)

スタートトゥデイ(3092)
2010年に検討をしながら、買えず
当時、200円程度であった株価が、現在3,450円で27倍
(分割考慮後の株価)

と、逃した魚は大きく見えます。

結局、「バリュー」の基準でみると、「グロース」銘柄はいつでも株価が高く、購入する意欲がわかないというのがこれまでの私を含むメンバーの欠点でもありました。

ちなみに、そんな中でも、昨年の8月にこのブログでもご紹介したアトラエ(6194)は、

ご紹介した時点で、
2,500円程度であった株価が、現在8,000円と3倍
(分割考慮後の株価)

と投資クラブとしては珍しく、思い切って「成長株」銘柄を購入して上手く行った事例も出てきました。

そこで「山本潤」さんに「成長株」の考え方をお聞きするという機会を設けました。

【成長株投資のポイント】

・売り上げがしっかりと年率数十パーセント成長している企業を中心に選ぶこと

・その売り上げの成長が、世の中をきちんと見たときに、ユーザーの需要に支えられていて
長期間継続することが想定されること

・利益率が十分に高い構造、環境にあること
 (価格決定権が強い企業であること)

・その事業の技術やサービスに優位性や、その他個別要因があり、他社の参入障壁が充分に高いこと

・PERには決してとらわれないこと

・バリエーションは、基本的にはDDM法やDCF法で考えること
 その場合には、その株のリスクプレミアムを十分に考慮すること

など具体的な事例を交えながら2時間にわたり講義いただきました。

ちなみに9月には、山本潤さんが、億の近道で下記の通り「成長株」のセミナーを開催しますので

成長株投資セミナー
2017年9月17日(日)13:30~
https://peraichi.com/landing_pages/view/qa5a5

ご関心のある方は、ぜひ参加されると良いと思います。

我々投資クラブのメンバーも、こちらのセミナーに参加することにしています。

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昨日は、ディメンショナル・ジャパンの方々とディスカッションをしてきました。

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ディメンショナルといっても日本の投資家の方々には馴染みが無いかと思いますが、米国ではTOP10に入り、最近勢いのある運用会社です。

「独自の低コスト戦略で台頭するディメンショナル」
(野村資本市場研究所)
http://www.nicmr.com/nicmr/report/repo/2011/2011sum13.pdf

上記の野村資本市場研究所のレポートは大変良くできているので、それを読んでいただくと良いとは思いますが、簡単に解説をしておきます。

ディメンションとは日本語で訳すと「面や特質」になるかと思いますが、この運用会社では株式投資で大事なのは

長期・分散
であることを説いています。

また、基本的にはアクティブ運用にも否定的な考え方をしています。
では、インデックスファンドなのかというとそうでもなく、

あくまで学術的なファイナンスの研究結果として、
株式運用で高パフォーマンスを上げる特質(ディメンション)として

・小型株

・高収益

・割安株

が、歴史的にインデックスを上回るパフォーマンスをあげられることを実証しているとして、
そのような運用を低コストで提供することをコンセプトにしています。

過去の運用データからは、この手法によって1%程度のアルファが生まれています。

ファンドのコストは大体0.5%前後で、通常のインデックスファンドやETFよりも0.3%前後のコストアップになりますが、アルファで十分メリットは享受できるというスタンスです。

今回、小屋がディスカッションしてきたのは、そのディメンショナルが米国で行っている販売手法に興味があった事にあります。

ディメンショナルは、米国では個人投資家向けには、独立系のアドバイザー経由でしか販売しない方針を取っています。
しかも、アドバイザーなら誰でも良いということではなく、基本的にディメンショナルの運用理念に沿った

長期・分散・低コスト

運用に同意できる(顧客にそうした運用を提案している)アドバイザーに限定しているというこだわりがあります。

これまで結構多くのアドバイザーが、取り扱いを断られていて、ディメンショナルの商品を扱えることがアドバイザーのステータスになっているようなブランド力もあります。

ディメンショナルの運用理念に共感して投資をしてくれれば、運用会社、アドバイザー、投資家の3方が結果的に上手くいくという事のようです。

そこで、今回小屋はディメンショナル・ジャパンにお願いして今年の10月に、米国現地のアドバイザー研修を受講させてもらうことにしました。

現地で、より詳細な考え方を学んだり、現地のアドバイザーと意見交換をしてきます。

また11月ごろのブログで、その内容については報告できると思いますので、お楽しみに。

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金銭教育をするための教科書

2017.08.09(Wed)|カテゴリ:書評,|カテゴリ:資産運用

先週、某東証一部企業の社長と、1対1でお食事をさせていただく機会がありました。

その会話の中で出た話として

「企業内で社員に対して、金銭教育を与える機会を設けたい」

という話がありました。

どうも、その社長自身が強く「金銭教育が必要だ」と認識しており、それを社員にしっかりと教育していくことが、社員の方々の生活の安定につながるであろうということをお話されてました。

ところで、メルマガ読者の皆さんは過去にしっかりとした金銭教育を受けたことがあるでしょうか?

学校教育や社会人教育の中では、金銭教育は含まれませんので、ご自身が意欲的に金銭教育を学んでいなければ、自然と機会を与えられることもなかったはずです。

もし、私が、メルマガ読者の方に「金銭教育」の本をお勧めするのであれば

【初心者向け】

新・メシの食える経済学~お金に恵まれる人生への手引き~ (光文社知恵の森文庫)
著者:邱 永漢

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幸せな小金持ちになる方法が、具体的に書かれています
お金は所有するよりも利用できることが大事など、お金の本質にかかわることがしっかりと解説されています
そのうえ、初心者の人にも難しい言葉を使うことなく書かれています。

テクニカルな事よりも、心構え、マインドセットに向いている1冊

【中級者向け】
投資戦略の発想法〈2010〉
著者:木村 剛

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著者は、色々事件とかありましたが、書籍に関しては全く問題なし

主にサラリーマン(勤め人)が、どのように行動するのが、投資の世界において重要であるのかきちんと解説されています。

多くの人は、資産運用を頑張るよりも、自分のキャリアアップや、節約を頑張った方が、よほど経済合理性が高いという、普通の運用本では中々触れられていない事柄もしっかりカバーされています

厚い書籍自体に抵抗感が無ければ、オススメです

もしも、私が他社の社員さんに「金銭教育」を行うのであれば、間違いなく上記2冊のエッセンスをわかりやすく解説していくということになると思います。

逆に言えば、この2冊に書かれている内容をしっかりと理解して、実践していくことができれば10年~20年で生活に困らないレベルの、お金持ちになることは十分可能であると言えると思います。

ぜひ、夏休みのお供にしてもらえれば幸いです。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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