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過去にご紹介したことがあると思いますが、私の主宰する投資クラブでは

平安レイサービス(2344)を長いこと所有していました。

https://mlplanning.co.jp/blog/2011/01/post-32.html

2011年に購入したのでおよそ7年は保有していたと思いますが、今月この銘柄を売却しました。

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その経緯としては、先日葬儀屋さんを経営する経営者と1時間ほど話をしていたのですが、
その葬儀屋さんの言うところ

「昨年は、ここ10年間で最高に忙しかった(件数が多かった)。
しかし、売り上げは10年間で最低だった(葬儀単価が激減した)。」との事でした。

つまり、死亡者は過去最高に近い数字を記録しながら、1件当たりの葬儀費用が減少しているために忙しいけれども、ちっとも儲からない状況に陥っているという話です。

昔は葬儀と言えば、数十人規模で開催されるのが多く、親族やお付き合いのある方々が集まる場所でしたが、現在では、半分ぐらいが直送(葬儀を開かず、そのまま火葬場に送る)を選択するそうです。

葬儀社の一番利益率の高い部分は、祭壇を作成するところで、直送されてしまうと利益率が激減してしまう構造だと聞きました。

その結果、今後10年もすれば、多くの葬儀社は経営破綻する恐れがあるだろうというのが、その経営者の意見でした。
経営者本人も事業内容そのものを見直しに入っていました。

投資クラブで平安レイサービスを長期で保有していた理由も

・死亡者は今後も増加する(件数が増える)
・株価が安く放置されていた
・配当利回りも良い

という3つの理由でしたが、先程話を聞いた葬儀社同様に、収益率の低下がみられるのであれば保有を再検討する必要があるだろうと考えておりました。


そこで、先週投資クラブ開催の際に、平安レイサービスの決算内容を確認してみたところ先程の葬儀社の社長が言っていた話と同じ


・葬儀件数は増えている
・単価が減っており、全体の売上は落ちている

ことが確認できました。


この先の平安レイサービスのシナリオとして考えられるのは

1)中小零細葬儀事業者がつぶれて、大手の寡占化が進み、利益率が改善する

2)中小零細企業と同じ収益構造なので、成長が鈍化する、あるいは減少する

の2パターンが考えられますが、投資クラブでは2)の可能性が高いと判断し一度株式を売却する判断をしました。

保有している間に、収益としては十分あげられたので、これはこれで十分な結果を得たと思っています。


今後も、1)のパターンで回復するのか、2)のパターンで落ち込んでいくのかは定期的に確認していきたいと思っています。

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コーチングの効用について

2018.04.13(Fri)|カテゴリ:その他

今年に入って、一つ「ビジネスコーチング」というのを受けることにしました。

だいたい2週間に1度1時間をコーチングに費やしています。

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受けようと思った理由は、昨年弊社でも中期の事業計画を策定しまして、
その計画の目標を達成するためにはコーチを付けるのが有効ではないかと考えたからです。

もちろん、自分たちの仕事がクライアントの人生のコーチですので
コーチを受ける効果を実感してみるという目的もあります。


年初からなので、まだ実感のわかないところもあるとは思いますが
3か月を振り返って、読者の皆さんにもお伝えできるところがあるかと思いましたので
フィードバックいたします。


(1)ビジョンや目標設定がはっきりしているか、していないか良くわかる

コーチングの中で、自分の達成したいと考えている夢や目標
また、それに対するアプローチなどが明確になってきます。


私の場合には、ビジネス面での夢や目標やアプローチなどは、さすがに事業計画を策定したばかりなので具体的にくっきりとしたヴィジョンが見えるようになっています。


一方で、家族との関係性や子育てなどのプライベートな面では、ビジネス面ほどしっかりとした夢や目標ヴィジョンというものが見えてこないこともわかりました。


つまり、ビジネス同様にしっかりとした計画をプライベート面でも描いていく必要性が
あるのだという事をコーチングを通じて認識しました。


(2)コミニュケーションの在り方を考える

コーチングでは、周囲の人とのかかわり方やコミニュケーションの在り方について
話をする機会が多くあります。


また、たまたまコーチングに先立ち

ストレングスファインダー(自身の弱み強みがわかる)
http://heart-lab.jp/strengthsfinder/

ウェルスダイナミクス(自分の特性や戦略がわかる)
http://jwda.org/

という自己分析や、他人の分析にかかわる作業を受けていたところなので
自分や他人とのコミニュケーションの在り方について、多くの示唆を得ることができています。


これは、会社を含めた組織の中で、個人個人の特性を理解して、コミニュケーションの在り方や強みを生かす経営をするのに、コーチングは非常に有効であると感じました。

逆を返せば、これまでの社会人生活の中で、ここまで深くコミニュケーションや個人の特性に目を向けていなかったという反省でもあります。


以前、私がダイエットをするのに、パーソナルトレーナーを付けた話をご紹介しました
(もちろん今でもパーソナルトレーナを付けて続けています)

https://mlplanning.co.jp/blog/2016/08/post-473.html


同様に、仕事の面でも安定したパフォーマンスを出して、結果を出すことにこだわるのであればビジネスコーチを付けても良いのかもしれません。


そしてもちろん、資産運用で上手くやりたかったら、アドバイザーを付けた方が良いのは全く同じ話です。

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書評「日本再興戦略」落合陽一

2018.04.07(Sat)|カテゴリ:書評

先日、巷で評判の落合陽一氏の著作「日本再興戦略」を読みましたので
そのご紹介をします。


落合陽一氏は、現在30歳で、筑波大学の准教授、学長補佐という研究者の立場と
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長という起業家の立場の
両方を持つ、新しいタイプのビジネスマンです。


現在、若い人の間ではオピニオンリーダー的な存在として扱われています。

私には、作家の落合信彦の息子だということが一番わかりやすかったです。


この著作の中で、彼は「日本」の特徴に合わせたテクノロジーを中心とした社会の変革
について沢山提言を行っています。


例えば

Amazonを中心として、買い物に出かけなくてよくなる

自動運転によって快適にどこでも移動できる

個別化、カスタム化が進み、マスから個別に移る

自動翻訳の普及

5Gの普及による遠隔化の進展

などが挙げられています。


そして、人口減少や高齢化が進んでいる日本では、こうした変化に対して

一番抵抗なく受け入れられるチャンスのある国なのではないかと考えます。

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それは、自動化、省人化に対して抵抗する人が少ないのではないかという事でもあります。

そうして、社会の中で実現していく技術を他国で輸出していくことで
今後の日本の産業が世界でもリードする存在であることを示唆しています。

また、ブロックチェーンの可能性についても肯定的で、中心のないブロックチェーンの仕組みが
広がれば、これまでアップルやグーグル、フェイスブックなど完全にweb巨大企業が世界中で
プラットフォームとして力を持っている関係を変化されることができるのではないかと
期待しています。


また、書籍の中では、たびたび

「西洋」的な考え方や哲学と「東洋」的な考え方や哲学の違いについても触れられています。

どちらが良い悪いではないですが、「東洋」的な思想や哲学を大事にして
日本のオリジナリティを見つめ直す作業についても触れられています。

その後、こうした社会変化に対応するための政治、教育、個人の行動などについて筆者の考えがまとめられています。


私の個人的な感想としては

・描かれている今後のテクノロジーを中心とした社会像については大きく異なることろがない

これまで私が触れてきた情報から理解できる、社会の方向性や技術の発展については
大きく異なることはなく、ほぼ同意できます。

むしろ、こうした書籍の中で描かれる将来像について、まだまだ多くの人が具体的に
イメージできていない事の方が多いのではないか
自然にこうした社会に変化していくのが、まだまだよく理解できていないのではないか

ということは改めて感じました。


・政治や教育、個人の行動についても意見はほぼ同じくする

後半の部分にかんしても、著者の意見とほぼ同意します。
ただしこうした社会の仕組みの変化については、日本はスピード感が無いので働きかけは大事ですが、私自身はそれほど大きく期待していません。


・「西洋」的なものと「東洋」的なもの

今回の書籍で一番新しく映ったのは、「西洋」的なものと「東洋」的なものの利用の仕方です。

考えてみれば、「孫子」や今はやりの「瞑想」「ヨガ」など東洋発信でも先進国を中心に世界に
広く普及されている考え方やコンテンツはたくさんあります。

こうした、「東洋」的なコンテキストをしっかりと理解してブランディングをして発信することは
日本において十分オリジナルなコンテンツになる可能性があるのではないかと思いました。


全体的には、今後の社会の変化を理解するのに、良くまとまった一冊だと思います。

これを読んで、特にテクノロジー分野について自然と入ってこない人は、逆にまだまだ
今後のビジネスチャンスについても理解できていないのではないかと感じた一冊です。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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