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近年の葬儀屋さんの実情について~平安レイサービス(2344)~

2018.04.27(Fri)|カテゴリ:その他

過去にご紹介したことがあると思いますが、私の主宰する投資クラブでは

平安レイサービス(2344)を長いこと所有していました。

https://mlplanning.co.jp/blog/2011/01/post-32.html

2011年に購入したのでおよそ7年は保有していたと思いますが、今月この銘柄を売却しました。

20180427.jpg


その経緯としては、先日葬儀屋さんを経営する経営者と1時間ほど話をしていたのですが、
その葬儀屋さんの言うところ

「昨年は、ここ10年間で最高に忙しかった(件数が多かった)。
しかし、売り上げは10年間で最低だった(葬儀単価が激減した)。」との事でした。

つまり、死亡者は過去最高に近い数字を記録しながら、1件当たりの葬儀費用が減少しているために忙しいけれども、ちっとも儲からない状況に陥っているという話です。

昔は葬儀と言えば、数十人規模で開催されるのが多く、親族やお付き合いのある方々が集まる場所でしたが、現在では、半分ぐらいが直送(葬儀を開かず、そのまま火葬場に送る)を選択するそうです。

葬儀社の一番利益率の高い部分は、祭壇を作成するところで、直送されてしまうと利益率が激減してしまう構造だと聞きました。

その結果、今後10年もすれば、多くの葬儀社は経営破綻する恐れがあるだろうというのが、その経営者の意見でした。
経営者本人も事業内容そのものを見直しに入っていました。

投資クラブで平安レイサービスを長期で保有していた理由も

・死亡者は今後も増加する(件数が増える)
・株価が安く放置されていた
・配当利回りも良い

という3つの理由でしたが、先程話を聞いた葬儀社同様に、収益率の低下がみられるのであれば保有を再検討する必要があるだろうと考えておりました。


そこで、先週投資クラブ開催の際に、平安レイサービスの決算内容を確認してみたところ先程の葬儀社の社長が言っていた話と同じ


・葬儀件数は増えている
・単価が減っており、全体の売上は落ちている

ことが確認できました。


この先の平安レイサービスのシナリオとして考えられるのは

1)中小零細葬儀事業者がつぶれて、大手の寡占化が進み、利益率が改善する

2)中小零細企業と同じ収益構造なので、成長が鈍化する、あるいは減少する

の2パターンが考えられますが、投資クラブでは2)の可能性が高いと判断し一度株式を売却する判断をしました。

保有している間に、収益としては十分あげられたので、これはこれで十分な結果を得たと思っています。


今後も、1)のパターンで回復するのか、2)のパターンで落ち込んでいくのかは定期的に確認していきたいと思っています。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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