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書評~LIFE SHIFT~100年人生

2017.01.26(Thu)|カテゴリ:書評

昨年から、「ライフ・シフト」という本が話題です。

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著者は、リンダ・グラッドンというロンドンビジネススクールの教授で、日本でも「ワークシフト」などがヒットした著者です。

そこで、Kindleで購入して(最近書籍は重たいので、電子図書で買います)読んでみました。

本日は、その書評です。

FP(ファイナンシャルプランナー)の目線で見れば、ライフシフトの問題意識である「長寿化」は一つの驚きでした。

本の中では、これからの人は100年(今生まれてくる子供たちは107年)ぐらい生きるのが当たり前になるという話から始まります。

我々も、よくお客様から

「何歳まで生きる前提でライフプランを考えておけば良いでしょうか?」

と聞かれます。通常は日本人の平均寿命である

男性 81歳
女性 87歳

を念頭に置いて

「男性であれば90歳程度、女性であれば100歳までのプランニングはしておきたいですね。」

と答えているのが現状です。

それが、平均で100歳、長く生きるとすれば110~120歳ぐらいを想定しておかなければいけない時代になってきたという話です。

つまり、60歳や65歳をリタイアと考えていたら、リタイア後の人生が50年近くになってしまう時代がすぐにやってくるという話になります。

そこで、この本では、これまでの時代が

教育(20代まで)⇒仕事(60代まで)⇒引退(60代以降)

の3つのステージで説明できた人生モデルは崩れて

・エクスプローラー(探検者)
・インディペンデント・プロデュサー(独立生産者)
・ポートフォリオ・ワーカー

という新しい3つのステージを、人生のどこかの段階で追加していく生き方が新しい人生モデルになりうるという予測です。

つまり、リタイア後に年金を当てにして老後を暮らすという人生モデルは崩壊し、80~90歳代まで様々な形で社会に寄与しながら、収益をあげながら暮らしていくことが新しい時代では求められそうです。

これは旧来モデルで、お客様に説明をしてきたFPにとっても画期的な変化が必要な転換点になる本だと思いました。

次回は、こうした新しい人生モデルを考えるのに不可欠な

「無形資産」

について、書籍の内容からご紹介していきたいと思います。

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2017年の展望

2017.01.14(Sat)|カテゴリ:世界経済

明けましておめでとうございます。

今年一年もよろしくお願いいたします。

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2016年を振り返ってみると、年明けから

行き過ぎた円安の是正

中国経済不安発の株価修正

Brexitによる世界的な株価調整

などで円高、株安が進んで、多くの投資家の運用パフォーマンスは冴えませんでしたが
(おそらく年初から20%程度はマイナスだったのではないでしょうか)

最後の米国大統領選で、大方の予想を裏切った形でトランプが選挙に勝ち

その後

急激な円安と株価の上昇

によって年末には年初来高値を更新する形でマーケットは引けました。


この2016年の一年間の市場の動きを見て痛感したのは

・専門家の予想はやっぱり当てにならない
(あれだけトランプが当選したら市場は崩れると言っていたのに)

・為替や株価はやはりファンダメンタルズを確認する必要がある

・市場が大きく調整(下落)して、ファンダメンタルズから考えて割安に
 なった場合にはしっかりと購入する

ことが大事であると再認識しました。


その2016年の反省から2017年の展望を考えてみると

・米国株式市場は割高なので調整がありそう

・急速に進んだ円安ドル高も是正される可能性が高い

・債券市場は、金利上昇に応じてさえない展開が続きそう

今年も、ブレ幅の大きい展開になりそうですので、しっかりと下がった展開の時に
冷静に判断していきたいと考えてます。

本年もよろしくお願いいたします。

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前回の記事に続きまして、金融庁の金融レポートを読んだ感想です。

前回のメルマガでは、金融庁が既存金融機関の運用商品の販売スタンスについて

「金融機関においては、短期的な利益を優先させるあまり、顧客の安定的な資産形成に資する業務運営が行われているとは必ずしも言えない状況にある。」

と断定していたことをお伝えしました。

それでは、どうしたらよいのかということも、レポートの中でヒントとして描かれています。

個人投資家の望ましい投資スタンスとは


①幅広い運用対象の分散

例として、国内株式、国内債券への2資産への分散と、それに先進国株式、先進国債券、新興国株式、新興国債券を加えた6資産への分散があげられています。

日本国内だけではなく、きちんとグローバルに分散を図るという事です

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②時間の分散

例として、TOPIXに投資をした場合の、ドルコスト平均法の効果が語られています。

私個人的には、ドルコスト平均法の支持者ではありませんが、いずれにしても相場の「安い」「高い」の感覚が無い初心者には、ドルコスト平均法は楽な方法としてあげられているのだと思います。

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③長期的な保有

ここでは、例として運用を5年間継続していた場合と20年間継続していた場合をあげています。

5年間の運用期間では、マイナスになるケースもそれなりにありますが、20年間の運用期間を取れば、マイナスになるケースはありませんと説明されています

今回の自民党の税制大綱で、積立NISAの期間が10年から20年間に延びたのは、森長官の強い要請があったことだと報道されていますが、おそらくこうしたレポートを基にした発言で、政治家を説得したのだと想像します。


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このblogを読んでいる、個人投資家の皆さんには①~③の話は既知の通りで当たり前の話だと思いますが、金融庁は①~③の考え方が、個人投資家にあまり理解されていないという認識をしています。

私も、現場で個人の資産アドバイスに関わりますが、全く同様に感じます。

特に③の長期的な保有が、理解できない、辛抱できない個人投資家が多いように感じますので、みなさんも一度投資を開始したら20年間は継続する心構えで運用を行うと良い結果が生まれると思います。

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いささか旧聞には属しますが、平成28年の9月15日に発表された、金融庁の「金融レポート」について、目を通しましたので現場で日々感じていることも含めてお伝えします。

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「金融レポート」


まず、最近の流れを追うと2015年7月7日に金融庁長官が森信親さんに代わってから、金融庁は大きな変化をしています。


森長官の就任後の発言をみても

・「国のために」と初志に戻って考えれば、今までやってきた金融庁の姿勢が間違っていると思うことがある。それはためらわずに変えていきます。

・トップが自分では「お客様のためにやっている」と思っていても、現場は違うかもしれない。現場のファクトを積み上げることが何より重要。

・コンプライアンスは重要ですが、あまり行き過ぎると、かえって金融機関が金融庁の方ばかり向いて創意工夫がなくなる。

と、これまでの金融庁の行政の在り方を、根本から見直す必要性について、かなりの機会で言及しています。

そして、特にユーザー(金融機関利用者)目線に立って、正しいことをやるという姿勢を明確に打ち出しています。

その意味でも、今回の「金融レポート」は森長官がイニシアティブを取って発表した金融庁のレポートということで、私も含めて業界関係者は期待をしていました。


金融レポートは

①我が国の金融システムの現状
1)世界経済・金融市場動向
2)我が国の金融システムの評価とその健全性に影響を及ぼしうるリスク

②金融行政の重点施策に関する進捗・評価
1)金融仲介機能の十分な発揮と健全な金融システムの確保
2)活力ある資本市場と安定的な資産形成の実現、市場の公正性・透明性の確保

③顧客の信頼・安心感の確保

④IT技術の進展による金融業・市場の変革への戦略的な対応

⑤国際的な課題への対応

⑥その他の重点施策

⑦金融庁の改革
1)金融庁のガバナンス
2)金融行政のあり方

という章立てになっています。

全部紹介していくと長くなりますので、今回は資産運用に密接な

②2)活力ある資本市場と安定的な資産形成の実現、市場の公正性・透明性の確保

について見ていきます。

最初に、日本の金融資産の状況を世界各国と比較していく中で、日本は金融資産が預金偏重で、運用リターンによって金融資産が増えている状況でないことが指摘されています。

一方で金融資産を保有する高齢者が退職金や相続で一気に資産が増加しているが、その資金を投資経験や知識が乏しい中で、どう運用するかがカギだと指摘しています。

次に、長期、積立、分散投資によってリターンが安定的に産み出されることを指摘しています。

極めて普通の話ですが、レポートで再度書かなければ、投資家にも金融機関にも認識されないであろうということを意識しての記述だと思います。

その後に、日本人の金融資産ポートをリオをどのように変化させていくかについて

「家計の金融リテラシー向上」
「金融機関の顧客本位の業務運営」

の2つの視点で語られています

「家計の金融リテラシー」は低いのが現状なので、今後もNISAや確定拠出年金といった制度をきっかけとして、継続的に辛抱強くリテラシーを上げていく作業が必要です

もう一つの「金融機関の顧客本位の業務運営」については、様々な検証がされている上で

「金融機関においては、短期的な利益を優先させるあまり、顧客の安定的な資産形成に資する業務運営が行われているとは必ずしも言えない状況にある。」

と結論付けています。

これには、私のような独立系のアドバイザーからすると拍手喝采で、日々いろいろなご相談を受けている中で、金融機関利用者が幾度となく感じてきたことを、金融庁がはっきりとした問題意識の中で明記してくれたということが言えると思います。


今後は、こうした問題意識を現実社会の中でどのように金融行政の中で具現化していくのか

ということが問われるようになります。

その辺りは、次回のblogでは見ていきたいと思います。

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毎年開催のファンドオブザイヤーに投票を済ませました。

http://www.fundoftheyear.jp/2016/

年を追うごとに個人投資家の投資環境は良くなっている気がします。

結果発表は年明けなので、楽しみにしています。


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先週のベトナム、ホーチミンのイオン見学に続いて
シンガポールの街中散策の報告です。

今回は同行の旅行者(母親ですが)の希望で屋上プールで有名な

マリーナベイサンズに宿泊しました。
https://jp.marinabaysands.com/

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マリーナベイサンズは、ラスベガスで有名なベネチアンなどの
カジノ経営しているラスベガスサンズの展開しているリゾートカジノホテルです。

カジノの経営が中心で、それにホテルやショッピングモール、コンベンションセンター
シアター、レストランなどの総合リゾートとなっています。

今回は、当たり前ですが、ホテルに付随する施設も見てきました。


まずは、ショッピングモール

大きさも巨大で、歩き回れば3~4時間はかかりそうです。
主に世界中の有名ブランドが入っています。

しかし、3日間ほどいましたが、正直お客はまばら。
一番お客が入っているのはフードコートという有様です。

つまり、有名ブランドは、世界中のどこでも同じ商品だし
値段も変わらないので、あえてシンガポールで購入する理由が
見いだせないのだと思います。

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ということで、私も主にレストランとフードコートしか利用しませんでした。


シアターも、何か上演はしていましたが、そこまで人気という感じもしません。

そして肝心のカジノですが、こちらもお世辞にも賑わっている感じは
ありませんでした。

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つまり、ホテル以外の施設からは、それほどの賑わいは感じられませんでした。


マリーナベイサンズ以外の商業施設はどうでしょうか?

オーチャードと呼ばれるショッピングエリアにも繰り出してみました。
大型のショッピングモールや百貨店などが立ち並ぶエリアです。

ここでも感じたところは同じ。

大型のショッピングモールや百貨店は、入っている有名なブランドもほぼ
同じで、あえてここで購入する理由がみつかりません。

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唯一人がにぎわっているのは、ラッキープラザという地元の労働者向け
(聞いたらフィリピン人がほとんどらしい)の商業施設

ここだけは、嘘みたいに混雑していて、現地の人で賑わっていました。

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結論でいうと、旅行者としての視点だけでいうとシンガポールは
観光や飲食という点ではもちろん及第点ですが、ショッピングという点では
世界中で同じものが(ネットも含めて)手に入るという環境下では
あえてショップに誘導するというのは難易度が高いし、実際あまり上手く
いっていないのではないかと感じられました。

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ホーチミンのイオンモール見学

2016.10.29(Sat)|カテゴリ:旅行

今週は、シンガポールとベトナムホーチミンに出かけていました。

中でもホーチミンでは、日系では人気があると聞いている

「イオンモール」

の見学に行ってきました。

イオンモール タンフーセラドン店

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ベトナムには今のところイオンモールは4店舗展開、その中でホーチミン市内には、3店舗展開していますが、その中でもタンフーセラドン店は2014年1月に開業と一番古いお店になっています。

行きは、タクシーで

場所は、国際便で利用するタンソンニャット空港のほど近く。
市内の中心地から行けばタクシーで40分程度です。
ちなみに値段は20万VNDぐらいでした。(1,000円程度)

メインのテナントは、もちろんイオン(スーパーマーケット)

こちらでは、

1階が食料品、医薬品、お酒
2階が化粧品、衣料品
3階が家電

といった構成で、中でも食料品は品ぞろえや品質は圧倒的に市内の他のお店よりも優れていましたので、値段をそれほど気にしない外国人や日本人にとってはこちらが人気があるのもうなづけます。      

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衣料品に関しては、市内の一般的なお店よりは少し高く、高級ブランドではないという、中庸の製品を集めていて、見ている感じではターゲットが少し難しい気がします。

安いもの好きの外国人や日本人、あるいはちょっと高級志向のベトナム人というところがターゲットになると思いますが、はたしてそれが現地では多数派なのでしょうか?

家電については、品ぞろえもそれほど目新しさはなく、市内の家電販売と明確な差はなさそうでした。


その他の一般テナントとしては、普通に

アパレル
雑貨
飲食

が中心ですが、中でも飲食店はやっぱり面白い。

テナントで入っている飲食店としては

ロッテリア
吉野屋
ペッパーランチ
丸亀製麺
NIJUMARU

など、日本でも良く見かける飲食店が多く見られました。

私も、以前から株式分析でも報告していた「丸亀製麺」のお店が確認できてよかったです。

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こうした、日本企業のテナントが多く入っているのもイオンモールの特徴で、日本人や日本好きのベトナム人がターゲットなのでしょう。

一方で、フードコートに入っているテナントは

名古屋メシ
お好み焼き

ぐらいが日本食で、その他のテナントは現地のテナントが入っています。

現地の人にとっては、フードコートの値段が、普段よりちょっと高級な食事に当たるぐらいでしょう。

今回は、見学しませんでしたが、その他のエンターテイメントとして

映画館
ボーリング
子供向け遊び場

もあり、日本のイオンモール同様に、行けば半日~1日遊べる場所に仕上がっていました。

私が訪問したのは平日の午前中で、人の混雑度で言えば空いている時間帯でした。

次回は、土日に訪問してみたいと思います。


シンガポールの話題は、次回の記事でご報告します。

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株式会社マネーライフプランニング 代表取締役 小屋洋一

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