書評
今回も、投資ブログの億の近道での執筆陣でもある山本潤さんの書籍をご紹介したい
と思います。
今回が最終回となります。
最終回は、とても大事な「投資家の社会的役割」について
書籍のコラムの中に下記のような内容があります。(文章は小屋が簡略化してます)
これは株式投資を行っている人の社会的貢献を示した文章であり
株式投資とはお金儲けだけではない崇高な行動であることを示してもいます。
株式投資を通じて人類の将来の活動に大きな貢献をしたい
という気持ちで株式市場に居続けると、結果的に資産も大きく増えるものだ
ということを投資家の皆さんには理解してほしいと強く思い、このコラムに共感します。
【コラム略文】
投資家が拠出した資本は、企業に入り、そこでその企業の社員の固定給となります。
現在の日本では固定給のサラリーマンが多いと思いますが、その固定給を最初に
支えているのは株式投資家なのです。
そして、もしその会社が上手くいかなければ、損失は投資家がかぶるのです。
その企業の社員の懐が痛むわけではありません。
投資家はそのような格好の良い存在なのです。もっと誇りを持っていいのです。
投資家は株式の将来価値を信じましょう。
将来の価値はずっと高く、時価はそれに比較すると低いものです。
何故ならば企業の活動は永続的であり、応援している事業は利益を上げ続けます。
足元の相場の変動くらいで、ポートフォリオの本源的な価値は揺るぎません。
世の中は上がるか下がるかの2択ではありません。
他者を応援すること、自身も長期にわたって努力すること
応援や努力そのものに生きる価値があるのです。
意義のある事、価値なるものを他社に提供しようと世界中の人が働いています。
それを資本面で応援しているのが投資家なのです。