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お茶を通して、人生の余白を考える

UPDATE 2026.05.20

こんにちは。松本です。

 

先日、顧問のお客様をお招きし、逗子駅から歩いて5分ほどの場所にある、

逗子茶寮 凛堂-rindo- にて、お茶の体験イベントを開催しました。

今回のテーマは、

「余白を味わう茶会 ― 人生とお金を整えるひととき ―」

 

茶会を企画した意図は?

普段私たちマネーライフプランニングは、主に個人の資産運用のアドバイスをしています。

例えば、退職後の資産相談や住宅購入の相談。

経営者の方への財務アドバイス、株式投資のアドバイスなど。

 

相談者ご本人とご家族の、資産周りを最適化する仕事をしています。

表面的には「資産に関するアドバイス」なのでお堅い仕事と思われがちですが、

資産周りを整えた上で、「お客様の望む良い人生、良い暮らし」をしてほしい

と考えています。

 

良い人生と一口に言っても、人それぞれです。

そして忙しい日々の中で、ゆっくりと人生について考える時間も無い方も多いでしょう。

・何のために働くのか

・どんな時間を大切にしたいのか

・この先どんな暮らしを送りたいのか

 

そんなことを考えるきっかけになる企画を作れたらと思い、

定期的にイベントを企画しています。

 

今回のイベントでは、“お茶を味わう時間”を通じて、

心や時間に余白を持つことをテーマにしました。

オーナーの山本さんからお茶について学ぶ

会場となったのは、逗子の日本茶喫茶「凛堂」さん。

お茶のみならずお酒にも造詣が深い山本さんが、

昼は「茶寮」、夜は「バー」として営業しているそうです。

落ち着いた空間の中で、オーナーの山本さんから、

まずは日本茶の基礎について教えていただきました。

      • ・お茶の種類の違い

        ・玉露とはどんなお茶か

        ・日本茶の歴史

        ・茶葉による香りや味わいの変化

     

    などを、教えてもらいました。

    「緑茶・烏龍茶・紅茶は、実はすべて同じ茶葉から作られている」

    というお話は聞いたことがありました。

     

    では、違いはどこにあるのでしょうか。

    違いは発酵の過程において、どの程度酸化させるかだそうです。

    “萎凋(いちょう)”と呼ばれる、摘んだ茶葉をしおれさせる工程において、

    どれだけ酸化させるかにあるとのこと。

    ほんの少し工程が変わるだけで、香りや味わいがまったく違うものになる。

    お茶の奥深さを感じる時間でした。

     

    玉露とは。

    「玉露」という名前は聞いたことはあるものの、私自身あまり詳しく知りませんでした。

    玉露は、収穫前の茶葉を覆い、

    日光を遮って育てることで旨味や甘味を引き出したお茶だそうです。

     

    印象的だったのは、福岡・八女産の玉露。一般的な煎茶とはまったく違う、

    濃厚でまろやかな味わいでした。

    一煎目は、少し温度を下げたお湯でじっくり淹れることで、

    まるで出汁のような濃厚な旨味と甘味が広がります。

     

    山本さんからは、

    「玉露は最後の一滴まで注ぎ切ることが大切なんです」というお話もありました。

     

    実際に最後の一滴まで丁寧に注ぎ切る。

    そして振ってはいけないのだそう。なので皆さん茶器を持ってしばらく待機。

    これが意外と肩が疲れます笑

    普段どれだけ無意識に飲み物を飲んでいるのか、

    そんなことにも気づかされました。

     

    参加者の方からも、

    「こんなお茶、初めて飲みました」

    「お茶というより料理みたい」

    という声が上がっていました。

     

    一方で、少し温度を上げて淹れた二煎目は、

    今度はお茶本来の香りがぐっと立ち上がり、後を引く苦味と旨味が感じられます。

     

    同じ茶葉でも温度や淹れ方でここまで味が変わることに、皆さん驚かれていました。

    お茶とおもてなし

    後半は、2人1組になり相手の気分に合わせてお茶をブレンドする体験へ。

    レモングラスや桜、梅の花びら、黒コショウ、さつまいもなどを組み合わせながら、

    「今どんな気分ですか?」

    「どんな香りが好きですか?」

     

    そんな会話を交わしながら、

    相手のためにお茶を淹れていきます。

     

    “自分のため”ではなく、

    “相手を想像しながら淹れる”。

     

    この時間がとても印象的でした。

    お茶と人生の余白を考える

    イベントの最後に、山本さんがお話されていた言葉がとても印象に残っています。

    「茶は養生の仙薬」

    「朝茶はその日の難逃れ」

    「茶は福が増す」

     

    古来よりお茶は、単なる飲み物ではなく、心を整え、

    暮らしに余白を生み出す存在として人々に親しまれてきたそうです。

    私自身はこのイベントを企画し、体験する中で

  • 「普段、こんなにゆっくりお茶を飲む時間ってないな…」と改めて感じました笑

    結婚祝いに貰った南部鉄器の鉄瓶も、ここ何年も使ってません。

     

    日常の中でたまにはこうした時間を持つのも良いのかなと、実感しました。

    それがお茶であれ、読書であれ、散歩であれ。

    少しだけ、人生における“余白”を探す時間を持ちたいものです。

    お金のことも同じで、ただ増やすことだけではなく、

    「どんな人生を送りたいか」

    「どんな時間を大切にしたいか」

    を考えてみようと思いました。

     

    また、こうした“人生の余白を味わうイベント”も、

    少しずつ開催していけたらと思います。