レポート

株式

コロナ後の世界を考える

UPDATE 2020.06.25

最近、会う人たちに良く

「コロナの影響があるのに、なんで株価はこんなにも強いのでしょうか?」

と聞かれることがあります。

こう聞かれたときには

「株式市場ではもうコロナの影響は終わった話として扱われているのです」

と応えると大変驚かれます。

その意味では、まだまだみなさんコロナの影響を大きく受けているのだなと感じます。

新型コロナウイルスについては、先日6月12日に

大阪府の新型コロナウイルス対策本部専門家会議で公表された

K値モデルから見た検証(大阪大学核物理研究センター 中野教授)

(ご注意:クリックするとpptファイルがダウンロードされます)

という資料で、

K=直近1週間の感染者数/累計感染者数

を観察すると日本でも海外でも期間を追うと減衰していくという仮説を立て

データも概ねその仮説をたどっています。

その理由については不明なのですが、いずれにしても流行は長く続かないという

モデルになります。

 

そして皆さんを自粛させた緊急事態宣言のことも、

効果は極めて限定的であったとしています。

もちろん、この中野教授の仮説が正しいか正しくないかについては、

今後も検証が必要ですし、

実際にはこの仮説を突き崩すようなことが起こるのかもしれません。

私が言いたかったことは、コロナの影響については、

株式市場の関係者の中では中野教授の仮説のように

「流行り病だけど、自然に収束に向かうので、そこまで大きな影響は与えない」

「経済活動の回復が見える中で、各国政府は2008年以上の財政支出を決めているので、

今後の回復は早い」

とみている人が多いという事です。

こうした中で、コロナウイルスの第2派の影響や、株価の2番底の心配をすることは、

あまり建設的でない議論のように私には聞こえます。

まずは、皆さんが正しい理解をして、日常の行動を取り戻すことが一番重要なことです。