株式
アメリカの大統領選挙が終わり、トランプが勝ったことで、お客様からも
「トランプが政権に就くことになったら株式市場はどうなるのか?」
と聞かれることが増えています。
もちろん、将来の株式市場については分からないのですが、
小屋が予測している範囲としては
2025年度の株式相場は順調
一部に業績から乖離して上昇する、バブル化していく株式が出てくる
というところを注目しています。
基本的には、民主党の政策よりも、共和党の政策の方が、
ビジネス、経営者視点でやりやすい環境作り(減税や規制緩和)
を取りますので、企業側の行動はやりやすくなり、
利益も出やすい環境が整備されてくると考えています。
その為、2025年に関しては、株価も堅調に推移するものと考えます。
一方で、PER的な評価としては、米国株は十分に高い水準にありますので、
利益水準(EPS)などが期待されている
レベルに追いつかない場合には、株価が利益水準とは釣り合わない形で
過大評価気味(バブル気味)になっていく事に注意をしています。
特に、来年もAIやプライベートレンディングなどの、
今年流行ったテーマに一層の注目が集まる場合には、
そのテーマに関する株式については
他のジャンルよりもより一層バブル化していく事が懸念されます。
とはいえ、株式市場にバブルはつきものなので、来年は警戒もしながらも、
しっかりと株式市場の上昇についていく相場を張れれば
それが良いのではないかと現状では考えます。