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バンコクで感じる日本の凋落

UPDATE 2026.02.06

先週は1週間、主に物販の会社の社長さんたちと

タイのバンコクに現地視察に行っていました。

印象深かったのは、

どこに訪問しても近年の日本の凋落ぶりを心配する論調が多かったことです。

 

いくつかの例を具体的にご紹介すると

 

1)バンコク内の物価は、東京とあまり変わらない水準であり、それを外国人旅行者ということではなく

バンコクの現地市民が普通に購買している状況である。(購買力、消費力が東京とあまり変わらない)

 

2)株式会社ジェイエデュケーション(バンコク現地の留学支援会社)の長谷川社長(タイ在住約30年)から

タイ人の目は日本から中国などに移ってしまっていて、日本は「忙しくて、安い国」という印象で

旅行に行けば、安くモノやサービスが買える国として映っている。

 

3)サシンマネジメントコンサルティング(日本で言うところの東大のMBA)の藤岡博士に聞いた話もASEANの中でも、

日本のプレゼンスは急速に低下していて、タイの若者も日系企業で働くことを希望しない

(優秀な人が日本企業に来ない)流れになっている。

 

4)日系企業が好まれない理由は、上司の日本人が3年程度で帰国してしまう腰掛け人事であること(やる気が出ない)

いくら働いても現地のトップや、本部(日本)でのマネジメント層に取り立てられることがほぼない(昇進できない)

 

という構造がある。

 

5)バンコクで現地駐在をしている後輩とご飯を食べた際に、

④の課題点を聞いてみたところ、全くご指摘の通りだが、

日本企業の本部(日本)がその慣習を大きく変えるようなことを全く考えていない。

などなど、近年の日本に悲観的なお話をたくさん聞いてきました。

 

なかなか中小企業の1社でもある、

我々がどうこうできるスケールの問題では無い話なのですが

個人の資産運用のアドバイスとすれば、

やはり日本株、日本円への集中投資ではなく

通貨や株式をグローバルに分散する手法が必要ではないかという認識は強くなりました。