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最近、私の周囲の話を聞いているだけですが、
マンション管理組合の管理費、修繕積立金が不足して
値上げが避けられないというお話を多く聞きます。

マンションの管理費、修繕積立金とは、
マンション所有者が所有者全体で作った管理組合に対し
日々のマンションの建物管理業務(共用部の清掃、ゴミ出し、共用部のメンテナンス)に
支払うものが管理費、マンション全体の修繕に備えて管理組合として
積み立てているお金が修繕積立金です。
これまでの、デフレ下、金利ゼロ下では、
あまり管理費や修繕積立金そのものは問題にならなかったようですが、
近年のインフレ傾向で、管理費のコスト(主に人件費)が上がるために、
管理費の増額、工事費用の高騰によって修繕積立金が足りない、
不足するという状況が顕在化しているという話です。
国土交通省令和5年度マンション総合調査によれば、
「実際の積立額が計画に比べて不足しているマンションが36.6%となっている」
とされています。
実際には、マンションの修繕積立金は
段階的に値上げしていく予定の管理組合が多いので、
その値上げを考慮しなければ現状修繕計画に対して不足している修繕積立金は
もっと多いだろうと想定しています。
いまだ多くの管理組合は修繕積立金を銀行の預金に入れたままの状況ですが、
インフレ率が2~3%台で続いていくと、実質的な価値が2~3%ずつ毀損していきます。
現状多くの管理組合では、債券での運用自体すら組合の議論として扱うのは難しいようです。
おそらく、今後は修繕積立金事態をポートフォリオ運用のニーズや
必要性が高まると思いますので、
管理組合向けにもサービスやメニューを考えてみたいと思います。