そもそもなぜ投資をしたほうがいいのでしょうか。トマ・ピケティが書いた『21世紀の資本』という本があります。ここに書かれているのは、過去の歴史のどの時代をとっても、資本化や株主のお金の増え方と労働者の賃金の増え方では、前者のほうが増えやすいということです。給料も、例えば日本の高度経済成長期では、1950年代の初任給8千円からバブル期の1990年代には20万円へと、20倍から30倍くらいに増えました。でも、これが株価になると、1950年の日経平均株価85円が1990年に3万8千円です。400倍以上あるわけです。この格差は時間が経つほど、どんどん増えていきます。
繰り返しますが、株に長く投資してもらうのが一番簡単にお金増やす方法です。