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FPの資格はFP技能士3級、2級、1級、AFP、CFPなど沢山あるのですが
FPの資格を取ったからと言って、
すぐにFPやアドバイスの仕事で独立できるわけではありません。
それでは、FPの資格を取るという事は、どういうことなのか考えてみました。

私はFPの他にも宅地建物技能士や証券アナリストの資格も保有していますが、
FP資格と同様に宅地建物取引士を取ったからと言って
不動産業者の実務はできないし、証券アナリストなど取っただけなので
実務経験もないので、証券アナリストの仕事が何なのかも全然わからないし、
できません。
つまり、資格を取ることと、
その資格を生かして仕事ができることは直接つながっていないという事です。
あくまでも、仕事は仕事という実務を通じて身に着けていくしか無いのだと思います。
それは、弁護士、税理士、医者だってすべての職種、
資格がそのようなものでしょう。
それでは、資格試験って何なのか?
私は、運転免許で言うところの学科試験のようなものではないかと思います。
運転免許で学科試験を通過しただけでは、当たり前ですが運転はできません。
でも運転をしようと思えば
学科試験で勉強する交通規則や交通標識などのルールは頭に入っていないと
実際に運転の技能を身に着けたところで、危なくて運転できません。
技能は別に教習所などで運転技能を学び、仮免許を取って、実地で運転をしてみて
最終的に、学科と技能が揃って、運転免許証が発行される順番になっています。
FP試験で言えば、資格を取るのは運転免許の学科だけ合格したところ。
自動車で例えれば、教習所で習うような技能を身に着けないと運転はできません。
ただ、どの資格もそうですが、
FPも資格取得後に仕事をしながら技能を身に着けていかなければ
一人前の仕事ができるようにはならないものです。
FPが他の資格と異なるとすれば、
弁護士、医者、税理士、宅建士など多くの資格では
資格取得後に採用してもらって、給与所得者として実務を学べる環境があるものです。
FPの場合には、FPの実務を給与をもらいながら学べる環境が少ないので、
FP資格取得→独立
のステップの間に実務の修習が漏れてしまうことが多いのだと思います。
弊社のMLPサポートというプログラムでは、
この実務を学べる環境を整えていると思いますので
興味があるFPの方はこちらを覗いてみて下さい。