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回収期間の長い投資

UPDATE 2026.08.26

先週、お客様と一緒に北海道函館の「​​ド・モンティーユ&北海道」という

ワイナリーに訪問してきました。

 

ドメーヌ・ド・モンティーユ(Domaine de Montille)は、

フランス・ブルゴーニュ地方のヴォルネイ村に本拠を置く、

300年以上の歴史を持つ名門ワイナリーで、現当主のエティエンヌ氏は

北海道の冷涼な気候がピノ・ノワールとシャルドネの栽培に適していると確信し、

2016年に海外のワイン生産者として初めて日本(北海道函館市)に

自社ぶどう園を構える「ド・モンティーユ&北海道」プロジェクトを開始しました。

それから10年がたち、ようやく函館のワイナリーで育ったブドウで

ワインが作られるようになったというお話を聞き、みんなで訪問してきました。

 

ワイナリー・スタッフの話を聞いて、本当に美味しいワインを作るためには、

土壌、気温、栽培方法、水はけ、植え方、肥料などあらゆることにこだわってブドウを育て、

そうして育てられたブドウから、醸造されるんだという事が良くわかりました。

 

ワインの話を聞いていて痛感するのは、その投資の回収期間の長さ、雄大さです。

 

土地を買う、土壌を改良する(水はけの為に暗渠で排水などもするそうです)、

ブドウを育てる(ブドウが取れるまでに5-6年かかる)、ワイナリーを建てる、

醸造設備をそろえる、レストランを作る、オーベルジュを作る(これは予定だそうです)

 

など数億~10億円近くにもなる投資を、ワイン(1本数千円)で回収する。

また最初のワインができるまで5-6年かかる。

 

という期間の長さと、時間をかけても良いものを作るという雄大さと覚悟を感じました。

 

ブルゴーニュだけではなく、米国のカリフォルニアでもワイナリーを展開しているようで、

函館が3つ目の拠点になるそうです。

 

他の2つの拠点がしっかりしているからこそ、

こうした時間とお金をかけて丁寧にワイナリーを育てていく事ができるんだなと、

改めて投資というものについて考えさせられました。

 

実際に、ワインもお食事も大変美味しく、世界中の美食家たちが、

ここを目的地として旅行する価値のある場所でした。

 

まだ、一般に販売できるほどの生産もできておらず、

入手することも困難なワインがあることを考えると、

今後どんどん認知が進み、人気になること請け合いです。

 

人気になる前に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?