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前回に引き続き、5月初旬に米国アドバイザーイベントに訪問してきた報告です。
前回は米国の物価状況と、アドバイザー業界のM&Aのお話をさせていただきました。
今回は、米国のアドバイザー事務所に訪問させていただいた訪問記になります。

訪問した事務所はWHITE OAKS WEALTH ADVISORS
女性が5名、男性が1名の合計6名で経営されている事務所です。
米国では多くのアドバイザーの事務所は
顧客の金融資産を管理するアセットマネジメントとして報酬をもらう形になっています。
今回の事務所であれば、年間1%程度でした。
これも米国の平均的な事務所の価格と変わりません。
日本では、まだまだこうした金融資産の運用を管理してもらう事、
また管理に対して報酬を支払う事は多くありませんが、
最近では証券会社でラップ口座と呼ばれる管理に対する報酬を1.3%程度支払い、
それ以外にファンドの手数料を支払うというサービスが普及してきています。
まだまだラップ口座を利用している顧客側には、
資産管理に手数料を支払っている意識が希薄だとは思いますが、
形態的には管理手数料という報酬も広がってはきています。
WHITE OAKS WEALTH ADVISORSのCEOはシャロンさんという英国出身の女性でした。
この事務所では長く働いていて9年前に創業者から会社を買う形で
2代目として承継されたそうです。
承継以降は、顧客を富裕層にシフトしてきて、
現在では顧客が200名超でアドバイスをしている資産が2,000億円程度になっているそうです。
平均すると1顧客当たりの資産額が10億円になりますので、
比較的顧客が富裕層に寄っていることが分かります。
印象的だったのは、シャロンさん自身が自分の仕事が大好きで
80歳まで現役で仕事を続けたいと楽しそうに話していたことです。
アドバイザーのカンファレンスでも感じましたが、
米国のアドバイザーは自分の仕事が好きで誇りをもって取り組んでおり、
それと同時に高所得で周囲から憧れらせる職業なのだという事を痛感しました。
先ほどの話からも、WHITE OAKS WEALTH ADVISORSの年商はおそらく20億円程度であり、
それを6名のスタッフで実現しているとても生産性の高い仕事になっています。
アドバイザーの資質としては、日々の知識の研鑽と
顧客との人間性を中心とするコミュニケーションが求められる難しい仕事だとは思いますが、
一方で楽しく高所得な仕事なのだと目の当たりにすることができて良かったです。
日本でもこうしたしっかりとしたアドバイザーが育っていけるように
弊社も頑張っていきたいと決意を新たにしました。