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J-FLEC(金融経済教育推進機構)という法人をご存じでしょうか?
ホームページを見ると、J-FLEC(金融経済教育推進機構)は、
「金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律」に基づき、
2024年4月に設立された認可法人です。
設立にあたっては、金融広報中央委員会(事務局:日本銀行)、
全国銀行協会、日本証券業協会が発起人となり、幅広い年齢層に向け、
かつ、国民各々のニーズに応えた金融経済教育の機会を官民一体で
全国的に拡充していくことを目的としています。
と定義された、日本で金融経済教育を普及していく目的で設立された法人になります。
その法人で「認定アドバイザー制度」というものができています。
こちらは、金融機関に所属せず、金融商品を販売せず、
一定の中立性を有する顧客の立場に立ったアドバイザー(「J-FLEC認定アドバイザー」)として
認定・公表する制度です。
小屋も、さっそく応募してこの認定アドバイザーとして認定されています。
近年では、金融リテラシー(読み書き能力)だけではなく、
金融ケイパビリティ(扱う能力)を身に着けることが提唱されています。
J-FLECも、金融経済教育を普及していく中で、
この金融ケイパビリティを意識しているのではないかと思います。
このケイパビリティの中に「外部支援の利用」という概念があり、
個人がいかに他の専門家の力を利用しながら、金融経済を管理していくか
ということも重要な能力の一つであると考えられています。
こうした中で、外部支援先として、
信頼できる外部専門家として「認定アドバイザー」制度を用意していると
小屋は解釈しています。
11月下旬からは、各J-FLEC認定アドバイザーが提供する
有償のアドバイスを初めて利用する個人の方を対象に、
相談料が最大で8割引となる電子クーポンを発行しています。
こちらの施策も同様に、外部専門家利用のハードルを下げるための
企画であろうと思っています。
私の経験でも、弁護士や税理士などを含めて士業の専門家であっても、
頼ることなく自分の自力で解決しようとする人が多いと感じます。
傍から見て、もっと専門家を信用して利用すれば効率良いのにと思います。
ぜひ、この機会にお金の問題でも外部専門家を利用してみる
ということを経験してみてください。