レポート

資産運用

個人投資家がやりがちな一番大きな間違い

UPDATE 2022.04.10

今日も、日中にご相談のお客様がいらっしゃったのですが、個人投資家の方が

資産運用をする場合に、やりがちな一番大きな間違いをされてましたので指摘しました。

それは何かというと・・・

「金融資産の中で、運用に回す金額が小さすぎる」

という間違いです。


今回のご相談者も、全体の中で15%ほどを運用に回していて、残りの85%が

預金、定期預金、国債などの安定資産になっていました。

こうした85%が安全資産の割合で、いくら15%の資産運用がうまくいったところで

ポートフォリオ全体の運用効率はたかが知れてしまいます。

今回のケースも客観的に分析してみると、現在の構成比とは逆で

80%が株式や外貨建て債券などのリスク資産、20%が円建ての預金・債券

という比率で考えても良いぐらいでした。

メルマガ読者の皆さんは、比較的積極的に運用をされているのではないかと推測はしますが

弊社にご相談に来られる日本人の一般的な姿は、上記に書いているような方が多数です。

基本的には、資産形成層の皆さんであれば

生活費やローンなど、家計から出ていく1年間の支出を計算し、

お客様のリスク許容度が高くても、低くても、支出1年分は預貯金で持ってもらうことをおすすめします。

それ以外の資金は、運用していっても大丈夫なお金だと思います。

この1点について理解していただくだけで、日本の個人投資家の運用効率には大きな変化が

うまれるのではないかと考えています。

最近、資産運用のポートフォリオについて考え方をまとめました。

ご関心ある方はこちらの記事をご覧ください。