運用する

マネープランの作成ステップ

自分と、家族の未来を想像してみる。

資産運用をはじめるにあたってまず最初にやっていただきたいのは、マネーライフプランを
作成することですが、マネーライフプランは「マネープラン」と「ライフプラン」とに分けて考えられます。
まずはみなさんにとっても考えやすい、ライフプランから作成してみましょう。

ライフプランを作成するといっても、人生で何が起こるかを正確に想像することは不可能です。
ライフプランは完璧でなくてもよいのです。ある程度の方向性さえ決まっていれば、
いつでも見直しすればよく、突発的な出来事が起きた時には修正してしまえばよいのです。

ライフプランを作成するには、まず「ライフイベント表」をつくります。
独身の方は将来の家族構成などもイメージしながらつくってください。

まずは主なライフイベントについて考えていきます。

主なライフイベント

  • 家族についての項目

    住宅購入新築、リフォーム、ローン完了、借地更新、移転、移住、車の買い替え、海外旅行、耐久消費財の購入

  • 配偶者についての項目

    就職、退職、転職、転勤、開業、定年、保険の満期

  • 子供についての項目

    誕生、入学、留学、卒業、就職、結婚

これらについて、できれば金額も含めて表にまとめてみましょう。
例えば、このような表になります。

ライフイベント表作成の3つのメリット

ライフイベント表を作成することには次の3つのメリットがあります。

①自分と家族の夢や目標を認識できる。

②家族で考えていることを共有できる。

③物事を長いスパンで考えられる。

③物事を長いスパンで考えられる。
マネーライフプランのお手伝いをしていて感じるのは、人生の夢や目標を持っている人は、意外と少ないということです。
「夢や目標はありますか?」とお聞きしたときに、すぐさま答えられる人はそれほど多くはありません。

人生の目標というと少し大げさかもしれませんが、夫婦や家族の目標を認識できるのはとても有意義なことではないでしょうか。

②家族で考えていることを共有できる。
ひとつ屋根の下で暮らしている家族でも、改まって家族の目標について話し合う機会はあまりないのではないでしょうか。
特に20代~30代のご夫婦は、仕事や子育てに忙殺されがちで、お互いの夢や目標を考える時間も、語り合う時間も持てないことが多いようです。

ライフイベント表の作成は、こうした問題を解決するきっかけにもなります。
特に、次のようなテーマはマネーライフプランを大きく左右するにもかかわらず夫婦の意見が違うことも珍しくありません。

  • 自宅に関する考えかた(持ち家か?賃貸か?)
  • 子供の教育費用に関する考えかた(習い事は?学校の進路選択は?)
  • 仕事に関する考えかた(転職や独立は?共働きか?専業主婦か?)

ライフイベントを具体的に考えることで、こうした事柄について、話し合うチャンスが自然と生まれます。
私たちのクライアントでも、ライフイベント表の作成を通して、はじめてお互いの本音を知ったというケースはよくあります。

配偶者や子どもの考えを知るためにも、ライフイベント表を作成してみてください。
そして、できあがったライフイベント表をしばらく家族の目のつくところに貼っておくと、
お互いの夢や目標を共有することができ、おすすめです。

③物事を長いスパンで考えられる。
さきほども触れましたが、20代~30代の夫婦は、毎日の暮らしで精一杯のことが多く、
将来のことについてなかなか落ち着いて考えられない傾向にあるようです。
だからこそ、ライフイベント表を作成することで、自然と10年、20年、30年のスパンで
人生をを考えるきっかけとなるライフイベント表を作成することは非常に有意義です。

自分の子どもたちが小学校、中学校、高校、大学と進学しやがて社会人になる日。
あるいは自分たち夫婦が会社を辞めてリタイアする日。
あなたのご両親に介護が必要になる日。

そんなときにあなたとご家族は、どのような暮らしをしていて、
世の中はどのようになっているのか。
そういったことを考えるきっかけになり、長いスパンで人生を設計することが
できるようになるのです。

このようにライフイベント表の作成は、資産の問題を抜きにしても、
多くのメリットがあります。

「資産運用をはじめよう」と考えはじめている方は、
株の個別銘柄や、投資信託の商品などを調べる前に、まずはライフイベント表の作成からはじめてください。